(2012年10月22日)
ダラムサラ:チベット東北地方にある甘粛省甘南チベット族自治州ラプランで焼身自殺を図ったラモ・キャプ氏に続き、その2日後に、ラプラン僧院付近で10月22日の朝、チベット人男性ドンドップ氏が焼身自殺を図った。
ドンドップ氏は50代男性で、自身に火をつけた直後その場で死亡した。
この事件の写真からは彼が激しい炎に包まれ、体が完全に焼け焦げた状態が見て取れる。事件の目撃者によれば、中国警察部隊がドンドップ氏の遺体を運ぼうとした為、現地チベット人が阻止したとのこと。現在チベットではダライ・ラマ法王のチベット帰還と、チベット人への自由の権利を求め、2009年からすでに57人もの焼身自殺が起きている。
(翻訳:岩澤 美雪)