2021年11月1日
スイス、ジュネーブ
スタッフレポーター
10月31日午後、中央チベット政権(CTA)ぺンパ・ツェリン主席大臣は、イタリアへの公式訪問を成功裏に終え、スイス ジュネーブに到着した。中央チベット政権情報・国際関係省のカルマ・チョイン事務局長とチメイ・リジン代表が同行を務めた。
スイスとリヒテンシュタインのチベット人コミュニティ会長、副会長およびコミュニティメンバー、現地チベット関連各種協会の代表らと現地在住チベット人各位が到着を歓迎した。
スイス滞在期間中、主席大臣は中央チベット政権情報・国際関係省と在ジュネーブチベット事務所との共同企画である「ジュネーブフォーラム2021: 中国による経済・社会文化的権利侵害」に二日間にわたり参加する予定である。ジュネーブフォーラムの他には在ジュネーブ国連難民高等弁務官事務所の職員やスイスの国会議員、チベット支援者らとの会合が予定されている。さらに、チベット問題についての講演および記者会見といったスケジュールが続く。
今回の公式訪問中、主席大臣はスイス在住のチベット人らと交流する。また、11月6日にはチューリッヒにてチベット権利擁護ボランティア団体(V-TAG)を公式始動させる。
ジュネーブの他にも、11月1日から6日にかけてベルンおよびチューリッヒへの訪問を予定している。
(翻訳:美濃部直子)