(2004年11月21日 在仏チベット人コミュニティ)
11月21日、在仏チベット人コミュニティは、いかなる罪も犯していないにもかかわらず中国当局により死刑判決を受けた高僧トゥルク・テンジン・デレクの釈放を求めて、フランスの首都パリで、フランス国内のチベットサポーターや人権団体と共にデモ行進を行った。
在仏チベット人コミュニティは、シラク大統領及びドビルバン外相宛てに、嘆願書を提出した。嘆願書には、トゥルク・テンジン・デレクの死刑判決に対する深い憂慮を表明すると共に、その死刑判決の差し戻し、そしてチベットの全ての政治囚も含めて、条件なしに早期に釈放するため、シラク大統領らが中国高官を説得するよう書かれている。
デモには、300人近い人々が集結し、エッフェル搭から外務省までを練り歩いた。