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開かれた中国社会がチベット問題の理解の向上を促す

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(2010年2月22日 Tibet.Net )

ダラムサラ: ダライ・ラマ法王は土曜日、中国が今より開かれれば、国民がチベット問題をよりよく理解するのを促すであろう、と語られた。

「検閲制度が…問題の原因です。」ビバリーヒルズでロイターとのインタビューのなかで、法王はそのように語られた。

「中国国民は、私たちチベットの問題を知る機会がありません。」チベットのために中国国内での「意義ある自治」を提唱されるお立場から、法王はそのように語られた。

法王は「表現の自由、報道の自由、情報公開など、中国がひとたび開かれた社会になれば、こうした不必要な恐怖や疑いは、すべてなくなっていくでしょう。」と語られた。「それが、この問題に対する本当の答えなのです。」

「米国の人々は、こうした変化の過程で助けてくれることができます。」法王はさらに、情報が公開されないために、中国政府がご自分を悪魔呼ばわりするのが助長されてきた、と語られた。

「私は悪魔のように見えますか。」法王は指を頭の両側に上げて角を作られながら、おどけてそう語られた。

法王は「ホール・チャイルド・インターナショナル」のためにお話されることになっていた。同団体は世界中の孤児たちのために働いているが、法王はグーグルなど西側の検索エンジンが、中国国内の情報の自由な流れなど、重要のものであると語られた。法王はこれら検索エンジンが、ユーザーが見られるものを制限しようとする共産主義政権からの圧力に屈してきたことに、特に言及された。グーグルは先月、もし中国政府が中国語サービスの検閲をやめるよう同意しなければ中国から撤退する旨、警告している。


(翻訳:猿渡 薫)