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謁見とご会食

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(2018年11月13日 法王庁

ご到着の翌日、ダライ・ラマ法王は早朝から多くの人々と面会された。その中には、2014年に法王を被災地仙台に迎えた「東日本大震災神道祈りの会」の主催者の姿もあった。


遠来の人々

2018年11月13日、横浜(撮影:テンジン・ジグメ / 法王庁)

日本滞在2日目の13日、ダライ・ラマ法王は早朝から多くの人々と面会された。日本各地はもとより、フランスや中国からの来客もあった。法王は、小さな可愛らしい訪問客の頰に優しく手を添えられた。

2018年11月13日、横浜(撮影:テンジン・ジグメ / 法王庁)

仙台市で2014年4月に「東日本大震災神道祈りの会」を主催した「ダライ・ラマ法王14世を仙台へお迎えするための特別委員会」代表、川上廣子出羽三山教司は、法王との再会を喜び、「東日本大震災の時は、被災地に来ていただきありがとうございました」と感謝を伝える言葉が涙に。法王は、強く手を握りしめて、声にならない思いを分かち合われた。


取材対応

2018年11月13日、横浜(撮影:テンジン・チュンジョル / 法王庁)
2018年11月13日、横浜(撮影:テンジン・ジグメ / 法王庁)

NHK BS1の山澤里奈アナウンサーのインタビューに応じられる法王。本題に入る前の雑談では「日本訪問が決まった時、最初に思い浮かんだのは、日本の美味しいおにぎりが食べられる、ということでした」と場を和まされた。続けて「今朝は、朝食におにぎりを三つ出してもらったけれど、二つしか食べなかったのでちょっと少なかったですね。だから、ランチにうどんを食べるのが楽しみです」と話され、山澤アナウンサーの笑いを誘っていた。

2018年11月13日、横浜(撮影:テンジン・チュンジョル / 法王庁)

山澤アナウンサーからの後継者についての質問に対し、眼鏡を外され、茶目っ気たっぷりに「私の顔を見てください。私の転生について、急いで考える必要がありますか?」とお答えになるダライ・ラマ法王。

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2018年11月13日、横浜(撮影:テンジン・チュンジョル / 法王庁)

国家基本問題研究所理事長の櫻井よしこ氏とのインタビューに臨まれ、挨拶をされるダライ・ラマ法王。

2018年11月13日、横浜(撮影:テンジン・チュンジョル / 法王庁)

ダライ・ラマ法王と櫻井よしこ氏のインタビューの様子を撮影する報道記者。

2018年11月13日、横浜(撮影:テンジン・ジグメ)

櫻井よしこ氏のインタビューに応じられるダライ・ラマ法王。

2018年11月13日、横浜(撮影:テンジン・チュンジョル / 法王庁)

櫻井よしこ氏から贈られた帽子を被られたダライ・ラマ法王。


思い出の肉うどん

2018年11月13日、横浜(撮影:テンジン・ジグメ / 法王庁)

複数の取材やインタビューに応じられた後、法王は昼食会場で牧野聖修元衆院議員ら古くからの友人とテーブルをともにされた。メニューは肉うどんと塩むすび。法王は、1960年代に日本を訪れ、うどんを食べた思い出を話された。「当時、私は1年以上菜食生活を送っていたので、一緒に行った兄は肉の入ったうどん、自分はベジタリアンのうどんを食べました。兄は私に『こちらのほうが美味いぞ』と自慢したものです」

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