東日本大震災より5年が経過しました。また、2009以降チベット本土では、僧侶や尼僧、10代～20代の一般の若者の焼身抗議が相次いでおります。現在チベット本土は非常に深刻な状況下にあり、2016年2月29日までに、僧侶や一般人を含め延べ143人目の焼身抗議による自殺者が出ており、その中で124人は亡くなっております。チベット亡命政権は深い懸念を持って、亡くなったチベット人及び民族の権利のために声を上げ、重大な局面を迎えているチベット本土のチベット人に対し支援を呼び掛けております。

私たち在日チベット人の知人・友人をはじめ、チベットの厳しい現状をご理解し、ご支援してくださる方々を中心に、新宿・常圓寺で2016年3月11日（金）に法要を行います。この法要を通じて東日本大震災において犠牲になられた方々と、チベットのために命を捧げた人々を追悼し、被災者の皆さまの苦しみが緩和されて被災地の完全なる復興が一日も早く訪れることを心から祈念するとともに、中国支配の抑圧に今なお苦しんでいるチベット本土の全てのチベット人に、私たちが皆さまと共にあることを伝えたいと思います。

つきましては、日本では以下の日程で、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所（チベットハウス・ジャパン）主催で特別法要を執り行います。どうぞ皆さまご多忙のところ誠に恐縮ですが、ご参集いただけましたら幸いです。

日時	2016年3月11日（金）　19時 ～ 20時　【18時30分 受付開始】
会場	新宿・常圓寺 都営大江戸線D4出口、JR線／東京メトロ丸ノ内線新宿駅B16出口より徒歩8分 青梅街道を挟んで新宿野村ビル向かい
主催	ダライ・ラマ法王日本代表部事務所（チベットハウス・ジャパン） 東京都新宿区西落合３－２６－１ 電話０３−５９８８−３５７６