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国際的支援団体が、チベット危機終焉のためグローバル運動強化を誓う

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(2012年11月18日 CTA

ダラムサラ:止むことのないチベット人焼身自殺の悲劇をうけ、世界のチベット支援団体は、中国政府に永続的かつ相互に同意可能なチベット問題への解法を見出すことを迫るよう、国際社会を動員することを誓った。

20名の中国人代表者を含む、43か国からの200超のチベット支援団体(TSG)の構成団体は、日曜に閉会したダラムサラでの3日間の特別会議の間、チベットにおける焼身自殺という危機的状況を終結させる手立てを見出すため、広範な議論を行った。

TSG構成員たちは、チベットの文化、言語、宗教を破壊しようとする中国の政策に抗する中で、非暴力への固い決意と献身のため、チベット在内のチベット人と一致団結することを表明した。

構成員たちは、当該危機を生んだ責任は、中国の過去の指導者及びその60年来の失策にある、と述べた。また、中国領土内でチベット人が社会的かつ経済的に阻害されていることは、焼身自殺をさらに増加させる要因であり、早急に対応されなければならない、とも付け加えた。

構成員たちは、即時に手段を講じてチベット人たちの正当な不服の訴えに対応するよう、また平和的決議がチベット人及び中国人民の双方の最上の利益にかなっていることを認識するよう、中国の新指導者たちに呼びかけた。

また、国際連合その他の国際組織において、迅速かつ協調的手段を講じ、中国が チベットにおける自らの失策を変更することを迫るよう、各国政府に強く促した。

「我々は、改めて献身して協働し、世界中のチベット団体及び中国人人権擁護家と協力して、国際的な人権水準にみあうチベット問題の政治的解決策を追求します」とTSG構成員たちは述べている。


(翻訳:Haruka.T)