京都でご講演

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(2016年11月9日 法王庁

2016年11月9日、京都(撮影:ジグメ・チョペル)

東本願寺に到着され、聴衆席の参加者におどけて挨拶をされるダライ・ラマ法王。

2016年11月9日、京都(撮影:ジグメ・チョペル)

「ありがとうの はなが さくよ」――子どもたちが披露する「ありがとうの花」をご覧になる法王。一緒に、両手のひらを合わせて花を咲かせる「ありがとう」の振り付けをされた。

2016年11月9日、京都(撮影:ジグメ・チョペル)

東本願寺でのご講演に先立ち、歓迎の歌を披露した子どもたちにお礼の言葉をかけられるダライ・ラマ法王。

2016年11月9日、京都(撮影:ジグメ・チョペル)

京都に到着されたダライ・ラマ法王は9日、東山浄苑東本願寺(京都市山科区)で講演された。約600人の聴衆を前に、世界平和について「ひとりひとりが優しさと思いやりで『心の非武装化』を進める努力をすることによって成り立つ」と説かれた。 折りしもこの日はアメリカ大統領選が実施され、保護貿易主義や不法移民排斥を掲げるトランプ氏が当選。平和と協調について考える1日となった。

2016年11月9日、京都(撮影:ジグメ・チョペル)

東本願寺でのダライ・ラマ法王のお話を聴衆席で聴き入る参加者。

2016年11月9日、京都(撮影:ジグメ・チョペル)

東本願寺でご講演をされるダライ・ラマ法王。

2016年11月9日、京都(撮影:ジグメ・チョペル)

東本願寺でのご講演の中で、ダライ・ラマ法王に聴衆席から質問をする参加者。

2016年11月9日、京都(撮影:ジグメ・チョペル)

「仏法に基づき、よりよい社会、国家をつくり、世界中の人々が幸せになるよう努力する」とした共同声明に調印した後、本願寺文化興隆財団の大谷暢順理事長に、チベットで敬意と祝福を示す白い「カタ」を贈った。マフラーのようにくるりと巻き付けた大谷理事長に、法王は笑顔でスタイリングのお手伝い。

2016年11月9日、京都(撮影:ジグメ・チョペル)

東本願寺でのご講演の最後に本願寺文化興隆財団の大谷暢順理事長と並ばれるダライ・ラマ法王。

2016年11月9日、京都(撮影:ジグメ・チョペル)

東本願寺でのご講演が終了し、参加者にお声をかけられるダライ・ラマ法王。

2016年11月9日、京都(撮影:ジグメ・チョペル)

東山浄苑東本願寺へのメッセージをチベット語でしたためられる法王。チベット語は古来、竹を削ったペンで筆記され、日本語に楷書体や草書体、行書体があるのと同様に、何種類もの書体がある。

2016年11月9日、京都(撮影:ジグメ・チョペル)

東本願寺での昼食会の前に屋内から庭園「響流庭」を眺め、わずかに色づき始めた木々に見入る法王。 20世紀初頭のダライ・ラマ法王13世の時代、東山浄苑東本願寺の源流である東本願寺(現真宗大谷派東本願寺)の僧侶、寺本婉雅(1872~1940)がチベット入りを果たした。チベット仏教の高僧を日本に招いたほか13世とも謁見、チベットと日本のつながりを深めようと努力した歴史がある。

2016年11月9日、京都(撮影:ジグメ・チョペル)

東本願寺での昼食会が始まる前に、同席するゲストに挨拶をされるダライ・ラマ法王。

2016年11月9日、大阪(撮影:ジグメ・チョペル)
2016年11月9日、大阪(撮影:ジグメ・チョペル)

ご滞在先のホテルに到着され、歓迎を受けられるダライ・ラマ法王。

 

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