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主席大臣からの祝辞に、米国チベット問題担当特別調整官より礼状、チベットへの支援継続を確約

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2022年1月20日
インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州ダラムサラ
スタッフ・リポーター

2021年12月20日(月)にアントニー・ブリンケン国務長官により米国チベット問題担当特別調整官に任命されたウズラ・ゼヤ氏は、中央チベット政権(CTA)のペンパ・ツェリン主席大臣からの祝辞に対し礼状を送った。

2022年1月6日に主席大臣に送った礼状の中で、ゼヤ特別調整官は、以下のように述べた。

「12月21日に私が米国チベット問題担当特別調整官に任命されたことを受け、祝福のお手紙をいただき、ありがとうございます。また、2021年初頭に主席大臣に選出されましたこと、お祝い申し上げます。」

「米国は、中国政府とダライ・ラマ法王、その代表者、もしくは民主的に選出されたチベット人のリーダーとの間で、無条件の対話が再開されることについて、チベットの皆様と関心を分かち合っています。」

さらに、チベット人の人権保護と、チベット固有の歴史的、言語的、文化的、宗教的アイデンティティの維持のために、米国が引き続き支援することを確約した。

また、ゼヤ特別調整官は、チベット難民への人道的な支援と協力の継続についても約束した。この書簡はさらに、チベットの環境と水資源を保護するために米国が深く関わっていくことを保証するものであった。

主席大臣は、昨日この書簡を受け取ったことをツイッターで公表し、ウズラ・ゼヤ特別調整官が最近チベット人の代表者らと積極的に交流していることに感謝し、「貴殿はチベットの大義を推進するための我々の取り組みをさらに強固なものにして下さることでしょう。直接お会いできる日を楽しみにしています。」と述べた。

» オリジナル記事

(翻訳:Naoko Watanabe)