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ヒューマン・バリュー(人間の価値)シリーズ2 『幸せになる』明日への対話 ジェツン・ペマ先生+永田佳之先生

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〜社会と教育のあり方を問う21世紀のためのダイアローグ〜


チラシPDFはこちら

貧しくても心豊かに育つ子どもたち。
一方には、ひずんだ社会の片隅で心の病に苦しむ子どもたち。
誰もが共に「幸せになる」ために何が必要か、あらためて学ぶ時代がきています。

袋小路に行き着いてしまった感のある現代社会で、私たちは今、共に生き、共に育つことの大切さに気づき始めています。行き場のない不安や孤立感から生まれる様々な軋轢を解決するために、今、私たちにできることは何でしょうか。社会の仲間である子どもたちを支えるために。そして、私たち自身の社会を見つめ直すために。このシンポジウムから「幸せになる」ためのヒントをお持ち帰りください。

  • 日時
    2010年4月3日(土)
    開場 15:00  開演 16:00  終演 18:00(予定)
    場所 聖心女子大学内 宮代ホール 東京都渋谷区広尾4-3-1
    対談者: ジェツン・ペマ先生 + 永田佳之先生
    入場料
    事前予約 3,000円
    当日   3,500円
    自由席  1,000円 ※会場の外に自由席(ホワイエ席)を設置いたします。
    * 全席 同時通訳付き
    お申込み
    メール、もしくは電話でご予約ください。
    一般チケット申し込み受付期間  3月1日(月)〜3月28日(日)迄
    TEL : 090-3317-0011(総合受付)
    E-mail: jetsunpema75@gmail.com
    件名:お申込者氏名
    記載事項:氏名・フリガナ・枚数・郵便番号・住所・電話番号
    ※ご予約をいただいた方には指定口座をお知らせいたします。
    ※お振込いただき、振込確認後、チケットを送付します。
    定員 330名
    主催
    ジェツン・ペマ先生講演実行委員会 http://jetsunpema.info/
    後援 チベットハウス・ジャパン
    協賛 (株)コムエンス
  • 注1)モニターを自由席(ホワイエ席)に設置いたします。指定席が売り切れた際には、自由席(ホワイエ席)をご案内いたします。
  • 注2)お子さま連れの方へ:会場内には多少の段差があります。「子どもには危ない」と思われる方、また「子ども同伴で聴講したいけれど周囲に迷惑をかけるのでは?」など、ご心配の方はホワイエ席をご利用ください。
  • 注3)ホワイエ席ではペマ先生の声はお聞きいただけません。日本語通訳の声を通しての聴講となります。

〜難民の子どもを平和の使徒へ育てる母〜 ジェツン・ペマ先生 Jetsun Pema


祖国チベットを逃れ、難民という苦難を背負う子どもたちを自他ともに輝く幸せを築けるように導いて50年。<ヒューマン・バリュー〜人間の価値>を高めるために、ひとりひとりの子どもに愛情を注ぎ、元気で思いやりのある人間へと育てあげてきた偉大なる教育者“チベットの母“。

1940年、ダライ・ラマ法王14世の妹としてチベットの首都ラサに生まれる。1949年、中国共産党による侵攻を受けインドへ亡命。1951年、ダージリンのカソリック系ロレート修道院入学。1961年、スイス留学。インド、ダラムサラに設立されたチベット難民児童保育園の園長、姉のツェリン・ドルマ女史の亡き後、1964年、チベット難民児童保育園を引き継ぐ。1972年、チベット子供村(Tibetan Children’s Village)創立。校長に就任。1990年、チベット亡命政権内で初の女性大臣に就任。1995年、亡命チベット人民評議会代表者たちにより「チベットの母」なる称号を授かる。2009年、TCVの校長を退き、現在、南インドのバンガロールに開校したチベット難民のための初の大学の充実と運営に尽力中。

主な受賞歴

1991年「ヘルマン・グマイナー賞」受賞
1999年「ユネスコメダル」受賞
2000年「国際モンテッソーリ教育と平和賞」をイタリアにて受賞
2001年「勇気ある女性賞」をイタリアにて受賞
2006年「世界子ども大賞」をスウェーデンにて受賞
2008年「バハラット・ジョティ賞」をインドにて受賞、イタリアのティエーネ市より「名誉市民賞」を受賞

〜未来社会の調和を目指す研究者〜 永田佳之先生 Yoshiyuki Nagata


いじめ、ひきこもり、自殺、家庭不和、社会不安—–。深刻な問題を抱える日本で、共生と調和、そして持続可能で平和な未来社会を目指し、ホリスティック(全体的)な視点から21世紀の教育のあり方を提唱。持続可能な未来をになう研究者。

教育学博士。1995年、国立教育研究所(現 国立教育政策研究所)内のユネスコ協同センター職員としてユネスコ等との国際事業にたずさわる傍ら、NGO活動を開始。南米ボリビアのNGO「学び舎づくりの会」の代表として、標高4千メートルでの学校づくりに現地の村人と共に取組む。2007年より聖心女子大学にて持続可能な開発のための教育(ESD)や国際理解教育などを教える。日本国際理解教育学会理事、開発教育協会評議員、日本ホリスティック教育協会常任運営委員、フリースペース「たまりば」理事などを務める。専門は、国際理解教育、国際教育協力、持続可能な開発のための教育(ESD)、ホリスティック教育論など。同時多発テロ事件後の国際理解教育のあり方を論じた論文、「国際理解教育をとらえ直す:グローバリゼーション時代における国際理解教育の再構築に向けて」にて、第29回「国際理解教育賞最優秀賞」を授賞。著書は『国際教育協力を志す人のために:平和・共生 の再構築へ』(学文社)『持続可能な教育社会をつくる:環境・開発・スピリチュアリティ』(せせらぎ出版)『オルタナティブ教育:国際比較に見る21世紀の 学校づくり』(新評論)『持続可能な教育と文化:深化する環太平洋のESD』(せせらぎ出版)『「私なら、こう変える!」20年後からの教育改革』(共著:ほんの木)、『未来をつくる教育ESD:持続可能な未来をめざして』(共著:明石書店)など。