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チベット仏教僧バリー・カーズィン博士来日講演会 チベット仏教から学ぶ生き方の智慧—『危機とコンパッション』—

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〜危機のときほど、他者に対する慈悲(コンパッション)を持つことで自身の幸福が生まれる〜


2009年4月13日(月)19:00〜21:00 於 新宿文化センター第一会議室

状況は人それぞれ違うにしろ、私たちは時に、自分ではコントロールできない危機にぶち当たり、苦しみの大きさに圧倒されそうになることがあります。そうしたときに、どうすれば心強くあれるのでしょうか。

「自分が先ず幸せでないと、他者を幸せにすることは出来ない」苦しいときほど、人間はそう考えがちですが、実は「自分が苦しいときこそ他者を大切にする」ことで、自分自身が救われてゆくことが、科学的な見地からも証明されつつあります。

「経済的な危機、病気や死など人生の危機の時こそ、他者に対する慈悲(コンパッション)を持つ。」そうしたチベット仏教の考え方を、バリー博士に分かりやすく講演して頂きます。

アメリカ人医師でチベット仏教僧でもあるバリー博士の自分自身の体験談や医学的・科学的側面の知識を通して、人間の危機的状況とそれにしなやかに対応する心の作り方について、チベットの智慧から学んでゆきましょう。

∇  バリー・カーズィン博士プロフィール
タイトル チベット仏教僧バリー・カーズィン博士来日講演会
「チベット仏教から学ぶ生き方の智慧 —『危機とコンパッション』—
〜危機のときほど、他者に対する慈悲(コンパッション)を持つことで自身の幸福が生まれる〜」
日時 2009年4月13日(月)19:00〜21:00
場所 新宿文化センター第一会議室(東京都新宿区新宿6-14-1)
主催 有限会社オープンセンス
後援 チベットハウス
参加費 ダライ・ラマ法王日本代表事務所
協賛 お申込み後、指定振込み口座にてお振込み下さい。

  • 振込み先:みずほ銀行日本橋浜町出張所支店
    普通口座 1011586 ユ)オープンセンス
お問い合わせ 有限会社オープンセンス TEL 03-5820-0909

バリー・カーズィン博士 プロフィール  Barry Kerzin, M.D

バリー・カーズィン博士

チベット仏教の僧侶、教師、また医師として活動中。カリフォルニア州立大学パークレイ校にて哲学の学士取得後、南カリフォルニア大学にて医学を学び、ワシントン大学の医学部助教授となる。インドのブッダガヤにて、ダライ・ラマ法王から比丘(ビクシュ、僧侶)の戒を受ける。

幼少期、命を脅かす病気にかかったことがきっかけで医師になり、さらに親や妻という身近な人の死を続けて体験したことから、仏教の道に入る。

北インド、チベット亡命政権のあるダラムサラという地に18年間暮らし、高血圧の治療に効果のあるチベット伝統医学の研究、教育方法の実践を行う。またその間、2ヵ月から3年に渡る瞑想の修行を行う。ダライ・ラマ14世の推薦もあり、仏教の修行を続けながら人々の治療にあたる。アメリカ家庭医学理事長を過去に5度再任、また、またアメリカ家庭医学会の研究者でもある。

アメリカ、インドにて仏教についての講話をしたり、大乗仏教の中観派哲学について著書も記している。

19年間勉学と瞑想修行に励んだ後、ダライラマ14世の元で比丘に認定され、三人の有名なチベットの高僧たちの死後まで治療に当たる。三人の僧たちは死の床に就く数週間、「燈明な光の中」にあるというチベット仏教では最も高次の精神状態にあり、死んでからなおも死体は腐ることなく体温が温かい状態で維持されていた。

ここ数年は、ウィスコンシン大学医学部のリチャード・デイビッドソン、アントイン・ルッツ、またプリンストン大学のジョナサン・コーヘン、ブレント・フィールドと共に、神経科学の研究にあたっている。