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チベット仏教ゲルク派・ガンデン座主からのお知らせ

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(平成22年7月30日)

ドクター・中松(中松善郎)氏がチベット仏教ゲルク派のガンデン座主から「金剛大阿闍梨」の称号が授けられたのは事実ですか、との問い合わせを多数頂きました。

通常、チベット仏教において、このような称号は厳格な修行を積まなければ、簡単に習得できるものではありません。
この度、ガンデン座主に事実を確認し、以下の連絡を頂きましたので、関心のある皆様にお知らせ申し上げます。

平成22年8月1日

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
代表:ラクパ・ツォコ

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GADEN TRIPA RIZONG SRAS-TRUL
THUPTEN NYIMA

Lukhil Hkangtsen, Drepung Loselilng
L.C#2,Tathalli, Mundgod-581411
N.K.Karnataka, South India
Phone:08301-245658

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所 ラクパ代表へ

最近の中松氏との出来事に関して、ご連絡を頂きどうもありがとうございます。この件に関して説明させていただきます。
中松氏とは以前からの面識があるものでもなければ、特別な関係をもっているものでもありません。常時、私のところには様々な方がいらっしゃいます、彼もそのひとりにすぎません。私が彼をわざわざここまで呼んで、帽子と金剛大阿闍梨の地位を授けたものでもありません。誰もが知っているように、ガンデン座主にそのような権限もなければ、伝統的風習もありません。彼は帽子を持参し、写真を撮らせてください、と私のところにいらっしゃいました。その彼の希望にそっただけです。その後、一部の会員に渡すための賞状にサインしてくださいと頼まれ、サインをいたしました。中松氏が私およびゲルク派の名前を装い、金剛大阿闍梨の地位を授かったという情報を流すことは正しくありませんので、各関係者に正しくお知らせいただきますようお願い申し上げます。この件に関してのすべての権限は、あなた(ダライ・ラマ法王日本代表部事務所代表)に委ねます。ご協力どうぞよろしくお願い申し上げます。

2010年7月10日

ガンデン座主:リソン・トゥプテン・ニマ


(翻訳:チベットハウス・ジャパン)