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チベット人政治犯、刑務所での拷問で歩行不能に

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2021年12月24日
スタッフレポーター
 Tibet Watch よる情報提供
ドルカル氏は、甥の逮捕の真相を暴露したために、刑務所に送られ、強制労働を課された。
刑務所での拷問 により歩行不能となったドルカル氏(写真:Tibet Watch)

チベット東部カンゼ自治州・セルシュル県出身の元政治犯のチベット人・ドルカル氏は、刑務所で1年以上にわたり拷問を受けた上、適切な治療を受けることができなかったため、寝たきりの状態になっている。

彼女は2020年8月15日に釈放されたが、警察による殴打、拷問、強制労働による負傷が原因で半身不随となり、歩行不能になっている。彼女の健康状態が悪化する中、甥のワンチェン氏は4年半の実刑判決を受け服役中である。彼女の2人の子供たちは彼女の親族が面倒を見ている。

現地の情報筋によると、「彼女は刑務所で拷問を受け、石を持ち上げる等の重労働を強いられ、体中に傷跡が残っている。適切な治療を受けることができず、そのため手足が麻痺し動かなくなりました。1年もの間、投薬治療を受け、何人もの医師を訪ねても、彼女の健康状態は改善されなかった。それどころか、彼女は寝たきりで、歩くことも、自分の足で立つこともできないのです。」とのことである。

詳しくは こちら をご覧ください。

(翻訳:石田一規)