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チベット亡命政権 主席大臣 ロブサン・センゲ来日 歓迎レセプションパーティーのご案内

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2016年12月30日

謹啓

冬の候、時下ますますご清祥の段、お喜び申し上げます。平素よりダライ・ラマ法王、並びにチベット亡命政権の活動に格別のご理解とご支援を賜り、心よりお礼申し上げます。

来たる2月11日(土)、チベット亡命政権 主席大臣 ロブサン・センゲの来日を予定しております。この機会に、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所主催にて主席大臣の歓迎レセプションパーティーを執り行わせていただきます。日頃よりチベットをご支援くださっている団体・個人の皆様と、主席大臣の親睦・交流を深めていただく場になればと願っております。主席大臣よりチベットの現況報告とご挨拶もさせていただきたく存じます。主席大臣に就任してから3回目の日本訪問になります。皆様ご多忙中とは存じますが、何卒多くの方々のご来臨を賜りたく、謹んでご案内を申しあげます。

謹白

平成28年12月 吉日

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
日本・東アジア代表 ルントック

日時
成29年2月11日(土) 18:30~20:00(受付開始 18:00~)
会場
»  ホテルオークラ東京別館2階(メープルルーム)
⇒ アクセス
会費
お一人様 7,000円(立食形式)
会費は、事前に『参加申込書』に記載された振込先までお振込みいただくか、当日、受付にてお支払いください。
参加申込 ご参加をご希望の方は『参加申込書』をダウンロードし、『参加申込書』に記載された手順にてお申込みください。
⇒ 『参加申込書』ダウンロード【PDF 138KB】
問合せ先
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所(チベットハウス・ジャパン)
〒161-0031
東京都新宿西落合3-26-1
電話:03−5988−3576FAX:03−3565−1360
※ご不明な点がございましたらお問い合せください。

主席大臣 ロブサン・センゲ氏について

ロブサン・センゲ氏(1968年10月3日)は亡命チベット人社会で生まれ育ち、地元ダージリンの中央チベット学校(CST)に通学。その後、デリー大学で英文学と法律を学び卒業。1992年には最年少の TYC(チベット青年会議)執行部委員に選出されている。

1996年、フルブライト奨学生に選ばれ、ハーバード大学で修士過程を修了。その後、2004年にはハーバード・ロー・スクールでチベット人としては初めて法学博士号を取得。博士論文『亡命チベット政権の民主主義と歴史(1959−2004)』は Yong K Kim 賞を受賞している。2005年、米国教育省から学費を免除され、米国で引き続き研究することを許可された。

センゲ氏は国際法、立憲民主主義(Democratic constitutionalism)、および紛争解決を専門としている。これまでに世界各地で講演を多数行い、中国有数の大学の著名な中国人学者らとも議論をしており、現代中国の政治や法にも精通している。中国、チベット、インドそして西洋の学者らを集めて、これまでに7回の大規模な会議を主催している。2003年と2009年にはハーバード大学でダライ・ラマ法王と中国人学者との会議を実現させている。

2007年、センゲ氏はアジア・ソサイエティが選出した『アジアのヤングリーダー』24人の一人に選ばれ、世界中の最も優れた法律家や裁判官が集うワールド・ジャスティス・フォーラム(オーストリアのウィーンで開催)にも出席した。

2008年には米国上院外交委員会、東アジア・太平洋地域小委員会において、米国国務副長官であったジョン・ネグロポンテ氏と共に専門家として証言を求められている。ダラムサラにも定期的に訪れ、チベット政権の関係者らとも広く交流してきた。ダラムサラ内外で数多くの講演や研究会を行い、インドの亡命チベット人社会や寺院、学校も訪問している。また、チベット食糧プロジェクトのコーディネーターでもあり、チベット教育機関(Sherig Lekhung)の多くの学校を援助している。

2011年8月8日に行われた新主席大臣就任式では、ダライ・ラマ法王も次のように述べられている。

「私が若かったとき、年長のタクダ・リンポチェ(Takdrag Rinpoche)は私にシキョン(政治的指導者の地位)を引き継ぎました。今日、私は若きロブサン・センゲにこれを引き継ごうとしています。私は今、長いあいだ胸に温めてきたゴールに到達しようとしているのです」

2016年5月27日、チベット亡命政権主席大臣に2期目の就任、任期5年。