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これから開催するイベント

ダライ・ラマ法王誕生祝賀パーティー

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チベットハウス会員の皆さま

謹啓

紫陽花のきれいな季節、ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。
平素よりダライ・ラマ法王、並びにチベット亡命政権の活動に、深いご理解と暖かいご支援を賜り、誠に有難うございます。

この度、ダライ・ラマ法王は7月6日に満81歳のお誕生日をお迎えになられます。世界中のチベット人は、ダライ・ラマ法王のお誕生日のお祝いを行います。日本では、7月2日(土曜日)に「ダライ・ラマ法王誕生祝賀パーティー」と題し、下記の通りお祝いさせていただくことになりました。日頃よりチベットをご支援いただいている団体・個人の皆様と共に、ダライ・ラマ法王のご長寿を祈念し、さらに親睦・交流を深めていただく場になればと願っております。

また、祝賀パーティーを盛大に行うために、本年はインドから来日するチベット亡命政権の内務大臣ソナム・トプギャル・コルラツァン氏による『インドで生活するチベット難民と新規のチベット難民の現況について(Tibetans Refugees in India and New Arrivals from Tibet)』の報告とご挨拶もさせていただく予定でございます。同氏はチベット亡命政権での業務を歴任され、特に新規難民受け入れセンターの所長を長期にわたって務められました。この機会に、インドをはじめ世界各国で暮らすチベット難民の現状と、新たにチベットから逃れてくる新規難民の現状についてお話しいただきます。

そしてさらに、オーストラリアを拠点に音楽活動をされているテンジン・チョーギャル氏と寺原太郎氏のチベット音楽の演奏も予定しております。昨年3月、米カーネギーホールで開催された「Tibet House’s 21st Annual Benefit Concert」では、Patti Smith、Taj Mahal らと共演。民族楽器「ダムニェン」を奏でながら歌うエネルギッシュで優しい歌声は、シンプルなメロディーの中に独特の強烈なバイブレーションを持ち、故郷であるヒマラヤの澄んだ空へと聴衆をいざないます。

皆様ご多忙中とは存じますが、何卒多くの方々の御来臨を賜りたく、謹んで御案内申し上げます。

謹白

平成28年6月 吉日

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
日本・東アジア代表 ルントック


日時
平成28年7月2日(土) 18:00~20:00(受付開始 17:00~)
会場
ホテルオークラ東京別館2階(メイプルルーム)
⇒ アクセス
会費 お一人様 10,000円(会員の方のみ)
申込方法
ご参加の方は、6月25日(土)までに申込書に必要事項をご記入の上、FAXもしくは郵送にてお申込み頂き、申込書に記載の指定口座まで会費をお振込みくださいますようお願い申し上げます。

⇒ 申込書ダウンロード【PDF 288KB】

プロフィール: ソナム・トプギャル・コルラツァン氏(Mr. Sonam Topgyal Khorlatsang)

ソナム・トプギャル・コルラツァン氏は1954年生まれ。
教育課程終了後、S.C.F.(イギリス)の支援により金融管理の学位を取得し、1979年にチベット亡命政権に加わる。
政権内の数々の役職を歴任し、2001年には書記官に昇格、難民受け入れセンターの所長に任命された。
財務省長官、ムースリーのチベット・ホーム・ファンデーション代表の経験も有する。
また、2012年から内務省長官を務め、2016年5月にロブサン・センゲ主席大臣により第15期内閣に指名を受けた。

テンジン・チョーギャル(歌、ダニェン、リンブー)

チベットとネパールの国境の国、ムスタン出身。子供の頃に父親を亡くし、母親、兄弟とともにヒマラヤの麓、ダラムサラ(インド)に移住。
16年前よりオーストラリアに拠点を移し音楽活動を始める。
2001年、ダライ・ラマ14世が提唱した「世界聖なる音楽祭2001」(インド・バンガロール)に出演。その後もオーストラリア・ニュ-ジーランドで開催される文化イベント・コンサ-ト及びミュ-ジックフェスティバルに多数出演している。

昨年3月米カーネギーホールで開催されたTibet House’s 21st Annual Benefit Concertでは Patti Smith、Taj Mahalらと共演。民族楽器「ドラニェン」を奏でながら歌うテンジン・チョーギャル氏のエネルギッシュで優しい歌声はシンプルなメロディーのなかに独特の強烈なバイブレーションを持ち、氏の故郷であるヒマラヤの澄んだ空へと聴衆を誘う。

寺原太郎(バーンスリー)

92年より巨匠ハリ・プラサード・チョウラスィア師の弟子である中川博志氏に、96年より巨匠ニキル・ベナルジー師の愛弟子H.アミット・ロイ氏に師事。
06年よりオーストラリアWoodford folk festivalに出演。
07年坂本龍一プロデュース「ロハス・クラシックコンサート」出演。
11年映画「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ永遠に」12年映画「るろうに剣心」で挿入曲を担当。第10回千葉市芸術文化新人賞奨励賞を受賞。

インド、オーストラリア、南米をはじめ国内外で演奏活動を行う。インド古典音楽の深い理解に基づく、叙情的かつダイナミックな演奏で、各方面より高い評価を受ける。