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ダライ・ラマ法王、ダライ・ラマ6世生誕の地タワングをご訪問

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2017年4月10日
インド、アルナーチャル・プラデーシュ州タワング

ダライ・ラマ法王は、イガチョゼィングランドで5万人を超える信者へ観音菩薩灌頂(Chenrizig Wang)を授けられたのに引き続き、ダライ・ラマ6世(ツァンヤン・ギャツォ)生誕の地である Ugyen Ling を訪問された。

ダライ・ラマ6世、ツァンヤン・ギャツォは1683年3月、モン・タワン地方でタシ・テンジン(テルトンであるパドマ・リンパの子孫)とツェワン・ラモの子として生まれた。

イガコゼィン教場で法話を授けられた際、法王は信者達に、良い人であろうとするだけでなく、仏の良き信奉者であることが大切であると説かれた。

法王は昨年12月に行われたゲシェマ学位の授与を特に踏まえた上で、より多くの尼僧が尼僧院で教職に就くことを望んでいると述べられた。

法王は『シュクデン』崇拝についても述べられ、『シュクデン』とは欠点のある祈りの結果であり、その霊魂は仏法だけでなく感覚のある生き物の幸福をも害する、と説かれた。「1951年から私も『シュクデン』を崇拝していましたが、いくつか奇妙な経験をしたため崇拝をやめました。ダライ・ラマ5世はその霊魂をなだめようとし、霊魂を鎮めるために怒りに満ちた方法に頼ってしまったのです」と法王は明らかにされた。

法王はまた、アルナチャル・プラデシュ州の前首相である、故ドージー・カンドゥを記念して建てられたドージー・カンドゥ記念博物館を訪問された。


(翻訳:矢澤温子)