（2010年1月23日 PTI）

ワシントン(1月23日) — ホワイトハウスは中国の反対を押し切り、バラク・オバマ米大統領がチベットの精神的指導者であるダライ・ラマ法王に接見する確約をし、それを中国当局に伝えたと述べた。

ホワイトハウスのマイク・ハンマー報道官はワシントン報道センターにて、今年中にオバマ大統領はダライ・ラマ法王に接見するのかという外国人記者団の質問に対し、「ほぼ間違いない。大統領は中国政府にダライ・ラマ法王との接見の意向を伝え、強く接見を望んでいる」と回答した。接見の日程は公表されていない。昨年のホワイトハウス側とダライ・ラマ法王側関係者の話では、両指導者が11月中旬の米大統領訪中後接見するだろうということだった。ダライ・ラマ法王は昨年10月ワシントンを訪れた。

（翻訳：吉國 貴子）