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チベット人僧侶・リンチェン・ツルティム師、家族との面会を拒否され、「愛国教育」と「強制労働」を課せられる

2022年6月16日
スタッフ・リポーター
リンチェン・ツルティム師

リンチェン・ツルティム師

――「 フリー・チベット」による報告

最近の報道によると、リンチェン・ツルティム師は中国当局に「分離主義扇動」の容疑で不当逮捕された後、家族との面会を拒否され、「愛国教育」と「強制労働」を課せられているという。

ナンシン僧院の僧侶であるリンチェン・ツルティム師は、当初ソーシャルメディア上で政治活動を行った疑いで、2019年7月27日にアバ公安局の中国当局職員に逮捕された。彼は、隔離されて2年後、2021年3月に秘密裁判で4年半の禁固刑を言い渡されたと伝えられている。

チベット・タイムズによると、リンチェン・ツルティム師は月10分程度家族と電話で話すことができているようである。しかし、中国当局はリンチェン師がンガバ(中国名:アバ)で突然逮捕されて以来、彼とその家族の直接面会を認めないままである。

現在釈放されている元収容者の話によると、「リンチェン師は両親の写真を欲しがっているが、当局に没収されないように、何も送らせないようにしている」とのことである。リンチェン師は現在、成都市近郊の綿陽刑務所に収監されている。

さらに、リンチェン師は刑務所で強制的に「政治教育」と「強制労働」を課せられているという。今のところ、どれくらいの頻度で、どの程度強要されているのか、詳細は不明である。また、現在の安否を確認することは困難であるとされている。

報告書によると、今年3月に2人のチベット人(ンガバのキルティ僧院の僧侶と、ゴロクの実業家)がともに綿陽刑務所から釈放されたとのことだが、彼らの安全を考慮し、それ以上の情報は非公開とされている。

四川省の省都・成都の近くにある綿陽刑務所は、チベット東部で中国政府に異議を唱える多くのチベット人を収容している刑務所である。チベット人僧侶で元政治犯の チューキ師は、2019年1月に綿陽刑務所から早期に釈放された後、2020年5月に死亡したが、中国政府は刑務所内での拷問や虐待により、彼が生死存亡の危機にさらされていたことに対して責任逃れをしている。

――国連・EU人権デスク・チベット擁護セクション、および中央チベット政権情報・国際関係省(DIIR)による報告

オリジナル記事

(翻訳:S.Suzuki)

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