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仏像破壊の責任を転嫁されるダンゴ(ドラクゴ)のチベット人僧侶たち

サンギャル・クンチョク
2022年5月23日
ラジオ・フリー・アジア(RFA)
四川省ダンゴ・高さ約30メートルの仏像の、解体前の姿 Photo from Tibet

四川省ダンゴ・高さ約30メートルの仏像の、解体前の姿 Photo from Tibet

RFA(ラジオ・フリー・アジア)の情報によると、中国西部の四川省で、中国によって仏像が取り壊された事件について、省当局がチベット人僧侶に破壊の責任を負わせようとして、責任を認める宣誓供述書への署名を強要しているとのことである。

カンゼ(甘孜)・チベット自治州のダンゴ(ドラクゴ/中国名:炉霍県)で、複数の仏像が破壊された事件は、RFAチベット部門によって1月に報道され、轟轟たる非難が巻き起こった。今回の動きは、それを受けてのことである。

ある亡命チベット人が、現地の情報提供者から得た情報に基づいて語ったところによると、「ダンゴでの仏像破壊のニュースが国際社会に伝えられると、中国政府は、仏像を壊したのはチベット人僧侶たちであると非難し始め、責任を認める書類への署名を僧侶たちに強制しています。」

「しかし現在、この地域では、厳しい情報統制が行われているため、僧侶たちが書類への署名を拒否した場合、どのような処罰を受けるのかは分かりません。」 この人物は、現地の情報提供者を保護するために、匿名を条件に語った。

「仏像破壊についてのニュースを共有したことで逮捕された現地のチベット人と僧侶のほとんどは既に釈放されています。しかし、彼らは今も、中国政府からたえず嫌がらせを受け、厳重に監視されています。」

ダンゴの高さ約30メートルの仏像は、政府関係者に「高すぎる」と指摘され、12月に取り壊しの対象となった。現地の寺院の僧侶たちとチベット人住民は、取り壊しへの立ち会いを強制された。これは、現在中国政府が進めている、チベット固有の文化と宗教を根絶やしにする運動の一環であると専門家は語る。

情報筋によれば、チベット人の巡礼と信者のために建造された伝統的な仏具であるマニ車45体も、仏像と一緒に破壊された。解体工事を指揮した県知事の王東昇は、これに先立って四川省の広大なラルンガル僧院の解体も監督している。

仏像破壊のニュースは、当初RFAが独占報道していたが、このニュースと写真を県外に流した疑惑で、近隣の僧院の僧侶11人が、中国当局に逮捕された。

RFAは後に人工衛星画像を使用して、ダンゴのガデン・ナムギャル・リン僧院にある、3階建ての建物に相当する高さの弥勒菩薩像が同時期に破壊されたことを確認した。弥勒菩薩(マイトレーヤ)は、未来仏としてチベット仏教信者に信仰されている。

ダンゴでは依然として通信が制限され、厳しい保安対策が行われている――と語るのは、ロンドンに本部を持つチベット・ウォッチの研究員、ペマ・ギャル氏である。「ダンゴでは今も中国当局による統制が続いています。一度刑務所に入ると、出所後も常に厳しい監視下に置かれることになります。」とギャル氏は語った。

翻訳:RFAチベット部門、テンジン・ディキ

原文(英語):リチャード・フィニー

オリジナル記事

(翻訳:麻雪)

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