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チベット人・ウイグル人・他被拘留者への強制的な「臓器摘出」について、国連調査団が中国に呼びかけ

2021年6月15日
スイス、ジュネーブ
スタッフレポーター

12人の国連調査員は、強制臓器摘出の報告について深刻な懸念を表明し、国際人権機関による独立した監視を許可するように中国に求めてきた。中国による強制“臓器摘出”は、しばしば任意に逮捕されたチベット人、ウイグル人、法輪功学習者、ムスリム、クリスチャン、そして恣意的に逮捕されたその他の拘留者たちをターゲットにしているという報告について、国連調査団は懸念を プレスリリースで表明した。

「事前説明なしに強制的に血液検査や、超音波やX線のような臓器の検査を受けさせられる」という被拘留者たちからの信頼できる情報に、調査団は「非常に警戒している」という。

報告書はまた書き留めていた。伝えられているところによると摘出された主な臓器は“心臓、腎臓、肝臓、角膜そしてまれに肝臓の一部”である。この人身売買は“医療部門の専門家たち、外科医や麻酔医やその他の医療の専門家たち”と共謀して行われている。報告書はまた、囚人たちに対して、その民族性や宗教や信念にもとづいた一般化している差別的な行為同様に、横行する任意の拘留や逮捕や刑罰についてふれ、懸念をあらわした。

共同報告書は、以下のメンバーより提出された。人身売買とくに女性と子供についての国連の特別報告者シオバンムラリ。すべての人が心身の健康を可能な限り高水準で楽しむ権利についての特別報告者:ティアレン モフォテング氏。少数民族問題についての特別報告者:フェルナンディ ディ ワルネース氏。宗教または信教の自由についての特別報告者:アメディシャヒーディ氏。拷問などの残酷で非人道的な人間の尊厳を傷つける処遇・刑罰についての特別報告者:ニルスメルゼル氏。女性に対する暴力・その原因と結果についての特別報告者:デュブラウカ シモノビッチ氏 。テロ対策における人権と基本的自由の啓発と擁護についての特別報告者:フィオヌアラ 二 アオライン氏。エリナシテイネーテ氏(議長)。ミリアムエステュラダ カスティーロ氏(副議長)。そして恣意的拘禁に 関するワーキンググループ:レーイグテューメ氏、ムンバ マリラ氏、ピリヤ ゴパラン氏。

2018年に設立された裁判(The China Tribunal)では、中国の強制臓器摘出について長期にわたり調査してきた。昨年可決された判決で、The China Tribunalは、中国を、組織的な拷問や違法な投獄や強制労働や臓器摘出や精神的虐待行為を行った “犯罪国家”として非難した。562ページに渡る判決文には、提出された詳細な証拠、目撃者の言葉、チベット人を含む被拘留者たちの強制的臓器摘出が一般に行われていたということを強調した専門家の供述が掲載されている。

判決はまた、留置所でのチベット人の不審死は、彼らが臓器摘出の犠牲者だった可能性を警告している、と注意している。それは、「2013年の蜂起と弾圧を受けて、法輪功とウイグル人囚人だけでなくチベット人にも臓器摘出が行われた」という証拠が増えていることにも言及している。

ノーベル平和賞の候補者で中国の臓器乱用を止めさせるための国際連携機関の共同創設者であるイーサン・ガットマン氏 は、『ザ・スローター』という著書で、「良く見積もって」65,000の法輪功学習者の臓器、「2,000から4,000」のウイグル人・チベット人・キリスト教徒の臓器が、2000年から2008年の間に「摘出」されたと述べている。

チベット亡命政権代表部事務所ジュネーブは、国連専門家の共同報告を歓迎し、国際人権機関による独立した監視とのアクセスを許可することを含めて国連専門家の要求に応じるように中国に求める。


―チベット亡命政権代表部事務所ジュネーブのレポート

(翻訳:のぶこ)

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