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テロ防止のために非暴力を

2001年11月8日
シリグリ(ロイター通信)

仏教の精神的指導者ダライ・ラマは、木曜(11月8日)、アフガニスタンのタリバン政権に対するアメリカの攻撃は正当である語ったが、テロ防止のための非暴力の道を主張した。インド西ベンガル州の都市シリグリでの記者会見で次のように語った。

「どこで、どのような形で行われるのであれ、テロは悲しむべきものです。その種のテロをやめさせるためには、確かにアメリカの攻撃は正当とされるべきです。しかし同時に、テロを防止するための道は非暴力であるべきです」とダライ・ラマは語った。法王は、1959年中国支配に対する蜂起の失敗後、数千人のチベット人とともに、インド北部の都市ダラムサラに住んでいる。

アメリカは、タリバン政府がサウジアラビア人亡命者オサマ・ビンラディンの身柄引渡しを拒否した後、10月7日にアフガニスタン攻撃を開始した。オサマ・ビンラデインは、4,800人以上の犠牲者を出した9月11日のワシントンとニューヨークの同時多発テロ事件の首謀者とされる人物である。

ダライ・ラマは、NGO(非政府組織)が、テロ防止のために重要な役割を果たし得ると語った。

政府が失敗しても、NGOは、テロリストと対話して彼等の不満を理解することが出来るかもしれないと述べた。

法王は、武力行使によるテロ防止は不毛な結果に終わるかもしれないと述べ、テロリストの心をつかむことが必要なのだと語った。

「テロ防止は全人類の利益となります。だからこそNGOが一層積極的に努力するべきなのです。例えば、あるNGOはテロリストと容易に会って、直接対話することが出来るかもしれません。重要なのは、彼等の不平に耳を傾けて、激しい不満の理由を尋ねることが出来るかもしれないということです。ある場合は、相手は理不尽であるかもしれない。しかしある場合は、ある程度は筋が通っているに違いないのです。彼等の心を変えるには、そのような方法しかないのです。武力行使で彼等の心を変えることは出来ません。これが私の哲学です」と法王は述べた。

ダライ・ラマは、中国から祖国チベットの自治権を得る為に続けている非暴力の活動を評価され、1989年ノーベル平和賞を受賞した。中国は1950年にチベットを占領した。

法王は近年、貧困なチベットの中国からの独立要求を和らげており、中国政府がチベットに対して、文化、宗教的自由、「高度の自治権」の保持という正当な権利を保証するなら、チベットは中国の一部のままでいる方が得るところが大きいと語っている。

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