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ダライ・ラマ法王のヒンドゥー教徒改宗計画などない
チベット亡命政権内閣主席大臣声明

2001年10月4日

ダライ・ラマ法王聖下はヒンドゥー教徒の仏教改宗を計画していない

先頃、ダライ・ラマ法王が百万人のヒンドゥー教徒を仏教に改宗させる予定であると、新聞報道された。これはまったく根拠のないことであり、何らかの利益を画策する意図で書かれた無責任な報道なので、私は黙殺していた。このような無責任な報道は反論に値しないと感じたからである。

しかし、昨日朝、私はプーリーのシュリ・シュリ・ジャガドゥグル・シャンカラチャリア・マタ猊下に拝謁する幸運を得た。ジャガドゥグル・シャンカラチャリア猊下は、同じ記事が今年3月のダライ・ラマ法王のコルカタ(カルカッタ)訪問中に、主要な国内紙に掲載されたことを指摘した。記事にはダライ・ラマ法王の写真が添えられており、法王が大改宗計画について記者団に声明を発表したと書かれていた。その後まもなく同じ新聞に別の記事が掲載されて、法王は百万人のヒンドゥー教徒を仏教に改宗させる計画を延期したと報じた。また最近、同様の記事がデリーの新聞に掲載されて、大改宗は特定の日にデリーで行われると報じた。

ジャガドゥグル・シャンカラチャリア猊下からこのことを聞いて、私は深い衝撃を受けるとともに、このような根拠のない報道に対して、われわれは声明を発表する必要があると感じた。何らかの意図をもって発表された記事であると思われるからである。

ここで断固として発表したい。ダライ・ラマ法王は、これまでいついかなる時も、ヒンドゥー教徒を仏教に改宗させたことはないし、今後も改宗させることはないであろう。事実、法王は、国民、地域、個人が自己の宗教から他の宗教に改宗することに対して、常に反対している。また法王は、ヒンドゥー教徒を含む誰であれ、仏教徒になったり我々の信仰に改宗したりするようにと勧めたことはない。

ダライ・ラマ法王は常に、人々に対して、自己の信仰に忠実であれと助言している。同時に法王は、誰でも望むならば、仏教の何らかの面を学んで自己の霊的成長を補うことが出来るとも語っていた。この目的のために、仏教に帰依したり自己自身の信仰を棄てたりする必要はないのである。

今後は、人々は、このような無責任な記事に惑わされてはならない。

さらに、インドのさまざまな地方において、ある種のヒンドゥー教徒が仏教に帰依したことがあるかもしれないが、特に強調しておくべきことは、ダライ・ラマ法王や他のチベット仏教徒たちが、そのような改宗に直接間接に関与した事実はないということである。

2001年10月4日
内閣主席大臣 サムドン・ロブサン・テンジン

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