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中国によるチベット「近代化」の背後に植民地主義

2001年12月10日

ダラムサラのチベット亡命政権が、ダライ・ラマを中国のチベット問題解決の同盟者と見るよう中国政府に要請

インド北部にある中央チベット政権内閣の主席大臣であるサムドン・リンポチェ教授は、「中国の新たなチベット近代化の試みは、チベット人にとっては、中国共産党によるわが国占領以来最悪の災難である」と語った。

「文化大革命の迫害にもかかわらず、中国はチベットの高貴な文化を一掃することができなかった。チベット文化の精神的伝統は今なお生き続け、チベット外にまで及んでいる」とサムドン・リンポチェ教授は述べた。

「さらに多くの道路、空港、新しい鉄道が建設されれば、チベットの地上、地下の資源は中国に運び出され、前にも増して容易に余剰人口がチベットに送りこまれることになるのは確実だ」『闇の高みーヒマラヤ山岳地帯に展開する中国の植民地政策—』と題する新しい報告書を出すにあたって、サムドン・リンポチェ教授が報道各社に語ったことだが、この報告書は、中華人民共和国国務院が2001年11月8日に出した白書の主張の誤謬を暴露したものである。

教授は次のように述べた。「中国白書に対するわれわれの反応は、ダライ・ラマ法王を無視してチベット人が実質的に参加しないままチベット人の将来を決定しようとする現行政策に固執するならば中国政府が陥るにちがいない予測しがたい結果に対して、中国政府指導部の注意を喚起する警告書でもある。恐怖と、チベット人の真の関心事に対する全くの無関心とに由来する現行政策が、中国がチベットで懸命に根絶しようとしている社会不安という問題を悪化させつつあるのだ」

「完全な独立ではなく、中華人民共和国という枠組みの中で、チベットが一個の統一体として存在し機能することを模索するというダライ・ラマ法王の中道主義こそ、中国のチベット問題に対する最良の処方薬である。中国の安定と繁栄はチベット人を含む万人の利益になるのだ。中国が、中国国民と指導者が求める偉大さを回復するのに役立つ有力な同盟者として、ダライ・ラマ法王を認めるなら、これは達成しうることだ」と教授は述べた。

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