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チベット人、反人種差別世界会議に出席

2001年8月31日
自由ヨーロッパ放送 ワシントン発

中国:ワシントンからの分析-チベットにとっては突破口-

中国政府の反対にもかかわらず、チベット代表団は初めて国連主催の非政治団体組織(NGO)会議へ出席するための信任を勝ち得た。彼らはこの機会を利用して、チベット人に対する北京の「アパルトヘイト」政策(彼らはこう呼んでいる)を公然と非難した。

今週、国連事務局は、南アフリカのダーバンで開催された非政府組織の反人種差別世界会議に出席するための信任状を亡命チベット人連合グループに正式に授与した。この会議は、本日開催される政府レベルでの反人種差別世界会議に先んじて行われた。

過去もそうであったように、中華人民共和国はチベット人連合グループをこうした形で公認することを拒否したが、今回、国連安全保障理事国である中国はチベット代表団の会議出席を阻止できなかった。

8月29日、NGO会議に参加したチベット人連合グループの代表者、ジャンパル・チョサンは、中国がチベットで「新しい形のアパルトヘイト」を導入したこと、その理由は北京の政策と統制にとって「チベットの文化、宗教、独自の国民性が脅威と見なされている」ためであることを語った。

会議に出席したチベットの人々は、チベット亡命政権による報告書も配布した。報告書では、中国の「広範囲に亘る組織的な人種差別」、チベット文化の破壊、政治的敵対者の拷問・殺害を糾弾している。

チベット人が信任を得たという事実は単純だが、大きな転機を意味する。このような会議に出席が許可された結果、国民運動にとっては、それが最初の一歩となることが多い。中でも、ソビエト時代のバルト海諸国と現在の東ティモールは見事に大国へ立ち向かった。

このような信任を獲得したことで、先例が作られる。チベット人はこれから(世界へ向けて)訴えかけていくだろうし、国際官僚体制はこれをくつがえすことを良しとせず、そうする力もないだろう。結果的に、チベットの人々が他の非政府組織会議に出席し、長期的にはさらに上のレベルの会議にも出席することを期待しても、もっともなことである。

ワシントンに拠点を置くインターナショナル・キャンペーン・フォー・チベットのような団体はこのことを理解している。

同団体を代表するジョン・アカリーは、ダーバンでの会議出席がチベットの人々が抱く目標にとって大きな進展を意味するという事実に対し、初めてメディアの注目を向けさせた。

また、他の政府や世界中の国民運動は現在、チベットの人々にとって信任を得ることがどれほど重要なことかを理解する傾向にあり、以前よりも自発的に自らが開催する会議にチベット人を出席させようとしている。こうした招待を受けるたびに、チベット人たちは大きく前進していくことだろう。

北京政府もこのことを理解しているが、南アフリカでの出来事はささいな不都合であり、すぐに逆転できると断じているだろう。

このような結論はほぼ間違いなく誤りである。いずれにしろ、ダーバンでの会議を経た後では、中国がチベットとチベット人に対し今後どのような手段を講じようとも、これまでより高くつくことになりそうだ。

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