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国連 ”チベット、台湾はノーウェルカム”

2000年8月9日
ワシントンタイムズ社説

中国は、数の力と、核保有により、国際的影響力を振りかざしている。結果として、幾人かの世界の指導者や国際組織は北京の関心を買おうと多くのことをしてきている。そうすることにより、彼らは中国が最も避難されるべき国内政策をさらに続けることを助けているのである。

8月28日〜31日にかけて、国際連合は「宗教指導者による2000年世界平和サミット」を開催する。そのイベントには千人以上の宗教指導者が参加する予定だが、1989年のノーベル平和賞受賞者で、世界で最も崇敬されている人物のひとりが、欠けているのが目立っている。

中国政府に考慮して、イベント主催者は、チベットの精神的指導者であるダライ・ラマを招待しないことを決定した。当然その責任を負うのは、この会議の主な財政的支援者のテッド・ターナーとなる。

国際連合にも非がある。「誰を2000年サミットに参加させるか」を人権侵害をしている暴力的な政権(中国)に指図させながら、平和の名のもとに2000年サミットを主催するとは、何と恥ずべき茶番劇だろう。この(ダライ・ラマに対する)参加拒否によって、このイベントの参加者を含め、関わるすべての団体には汚点がつくことになるだろう。ダライ・ラマはいつもの慈悲深い態度で、自分が参加しなくてもサミットは行われるべきだと述べたが、招待されている人々はチベットの指導者が外された状況で自分自身も参加するべきかどうか考える必要がある。

中国が服従させようとしている国家元首はダライ・ラマだけではない。先日選ばれた台湾の陳水扁総統が、8月13日からの外交関係を持つラテンアメリカとアフリカの3ヶ国(ドミニカ共和国、コスタリカ、西アフリカのブルキナファソ)訪問に先立ち、トランジットのためロサンゼルスに立ち寄ることにしている。

しかし、中国政府は、陳総統が訪問国以外の国に入るべきではないと考えている。それは総統が「台湾は法的に中国の一部であると考える」と明言していないからだ。クリントン政権が陳総統の一泊の滞在を認めているにもかかわらず、すぐに出発するように圧力がかけている。

「陳総統は、カリブ海地域への外遊のために合衆国に短時間のトランジットをする予定である。」と、合衆国の係官は述べている。ホワイトハウスと台湾は、陳総統が合衆国滞在中は報道陣に接触しないとも語っている。

台北経済文化代表部ワシントン事務所のエリック・チャンは、陳総統が会合や記者会見をすることを禁止されているかどうかの質問にこう答えている。

「私ども両国が理解しているのは、合衆国側が単に旅行者(陳総統)の便宜をはかっているということで、総統は(トランジットで米国に)滞在中、公的な活動はしない」

陳総統がアメリカに滞在する間、メディアを遠ざけることは中国政府の対台湾政策を支援することになるのに、台湾政府はそれをおかしいことだとはどうやら考えていないようだ。

ホワイトハウスや国際連合のような機関は中国政府の機嫌をとり過ぎている。政府や国際社会が中国とかかわりを持ちたがっていること、そして企業がそこでビジネスをすることを切望していることは理解できる。しかし中国もまた要求を受ける必要がある。そして、合衆国や国際連合は自分たちの存在意義を思い出し、北京(中国政府)の抑圧的で不当な戦術を助けることをさけるべきである。

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