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デンマーク首相 ダライ・ラマとの会談敢行を表明

2000年5月8日
上海(AFP通信)

ポウル・ニューロップ・ラスムセン・デンマーク首相は8日、朱鎔基・中国首相に、中国政府の反論に拘わらず、亡命中であるチベットの精神的指導者ダライ・ラマとの会談を敢行するとの意向を述べた。

同日朝北京で行われた協議で、朱首相が5月21日に予定されているダライ・ラマとの会談に対する強い反論を唱えたとラスムセン首相は語った。また、随行記者陣には、人権から輸入関税に至るまで様々な議題に関する率直な意見交換があったと話した。ラスムセン首相は中国の人権問題改善を要求したが、同国が過去20年間に見せてきたこの分野における進歩もデンマーク側は認識していると述べた。

同首相によると、朱首相は、国連人権条約の批准を意図とした人権問題改善の必要が中国にあることを認めている。中国マスコミ媒体は、朱首相は以前からデンマークに、チベットと人権に対する立場に「注意」するよう求めていたと、報道している。ラスムセン首相との会談の間、朱首相は、「台湾やチベット、人権問題に対する中国政府の姿勢について繰り返し語っていた」と中国テレビ業界は伝えている。

デンマークは中国の世界貿易機関(WTO)早期加盟を強く支持したが、今後も欧州連合(EU)内の同意促進に尽力するとラスムセン首相は述べた。中国とEUは、保険、通信、自動車等に関するWTO交渉において意見を異にしている。

デンマークの論点の骨子は、中国が海産輸入品にかけている70%の輸入税である。日曜日に上海入りしたラスムセン首相は、これまでコペンハーゲンの中国の人権問題に対するあからさまな批判に影響されてきた中丁関係の最近の改善を加速させる試みだ。1997年、コペンハーゲンは国連人権委員会年次総会で、報告書に基づき中国の糾弾を提言した。これによって北京からの猛烈な反発と、デンマークの企業に罰則を課すべしという脅しを招く結果となった。以後、2国間の著しい貿易増大が示唆するように、友好関係は修復されて来た。

1999年の中国からデンマークへの輸入は81億1千万デンマーク・クローネ(10億8千万ユーロ、10億2千万ドル)で、1998年に比べ26%増。一方、デンマークからの輸出は15%増の、22億1千万クローネ(2億9千7百万ユーロ、2億8千2百万ドル)。

ラスムセン首相は、農漁食糧大臣リット・ビヤゴーや50人程のビジネスリーダーたちを含む大派遣団を率いている。

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