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民族蜂起記念日、
チベット人たちが中国国旗を燃やし中国に抗議

2000年3月10日
ニューデリー(ロイター通信)
(AP Photo / Ajit Kumar)

(AP Photo / Ajit Kumar)

3月10日、中国共産主義支配に対して失敗に終わった流血の民族蜂起41周年を記念し、インドとネパール在住のチベット人は”反中国”のスローガンを叫びながら街へ繰り出した。ニューデリーでは、チベット難民居住区からの600人以上の人々が前方に燃えた中国国旗を掲げ(写真右)、警備隊が警戒する中、チベット民族蜂起以来1年に1度行われるこのデモ行進はインド国会まで練り歩いた。

ネパールでは3,000人のチベット難民が僧院内で祈りをささげていたが、その内の数人が”反中国”のスローガンを叫びながら外に突進し、6人が負傷した。警官は警棒を使って群衆を鎮圧しようとした。チベット難民に石を投げつけられ負傷する警官もいたと警察側は述べた。
「誰も我々の戦いに手を差しのべてくれず、とても悲しく不満に思う」とチベット人大学生、ペマ・テンツィン。

1959年に中国共産軍がチベットに侵攻して起ったチベット民族蜂起直後から9年間に約20,000人のチベット人がネパールへ逃れてきた。中国政府は、13世紀以降中国がチベット統治権を所有していた、と主張している。

ダライ・ラマは、チベット民族蜂起記念日に寄せた声明で次のように述べた。
「中国政府は、チベット問題を「分別をもって」「実用本位に」対応しようとする政治的意志に欠けている」
「私は、チベットが中華人民共和国の組織の中で真の自治を享受するよう取り組んでいる」とも述べた。

ダライ・ラマ法王と中国政府両方から認められたチベット仏教最高指導者の1人、14歳のカルマパ17世は、1月にチベットからインドへ脱出した。これで現在のチベットで人権が欠如している事が露になった、と述べるチベット難民もいる。

一方、中国政府はカルマパ17世が宗教儀式用の物品を手に入れる為にインドへ行ったと主張している。3月9日、中国政府はダライ・ラマが少年僧を巧みに操り「秘かに動機づけをしている」などと非難した。

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