1913年 蒙蔵条約
1913年
チベット及びモンゴルは、満州朝の覇絆から開放され、かつまた中国と分離し独立国家を組織した。
- 「チベットの主権者ダライ・ラマは、独立モンゴルの樹立、国家主権者としての黄教主ゼツウン・ダムパ・ラマの宣言を承認する」(第1条)
- 「モンゴル人民の主権者ゼツウン・ダムパ・ラマは、チベット独立国家の樹立及びチベット主権者としてのダライ・ラマの宣言を承認する。両国は国の内外の危険に対して常に相互援助を与える」
ダライ・ラマは、この蒙蔵条約締結1ヶ月後に全チベットの人民に対して改めて独立宣言を布告し中国からの独立を鮮明にしていくことになる。