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ルン病 |
ティーパ病 |
ペーケン病 |
主な原因 |
「欲望」「貪り」の心 ― あれが欲しい、これが欲しいと思い続ける。思い焦がれて、心が乱れ、ルンが増加する。 |
「憎しみ」「怒り」の心 ― 慢心、自惚れから自己主張が強くなり、怒ることが多くなることで、ティーパが増加する。 |
「無知」の心 ― 自分の欠点に気がつかない、善悪の判断がつかないことで不適切な行動をとり、ペーケンが増加する。 |
症状 |
あくび、震え、寒気、腰痛、関節の痛み、吐き気、落ち着かない、いらいら、五官が鈍る、空腹になると腹痛がする。 |
頭痛、筋肉が熱っぽい、口の中が苦い、上半身に疼痛 |
食欲減退、消化不良、嘔吐、味覚が鈍る、寒気、心身が重い、食後がきつい |
発生しやすい
部位 |
骨、耳、皮膚、心臓、大腸 |
血管、発汗作用、目、肝臓、小腸、胆嚢 |
筋肉、骨髄、精巣、卵巣、膀胱、肛門、鼻、舌、肺、脾臓、腎臓、胃 |
発生しやすい年齢 |
老年 |
壮年 |
幼年 |
発生しやすい季節 |
夏 |
秋 |
春 |
発生しやすい
時間帯 |
夜明け、午後早い時間帯 |
真昼、夜半どき |
朝、夕刻 |
発生しやすい場所 |
寒冷地 |
乾燥した暑い土地 |
湿地 |
なるべく
避けたい
飲食物 |
コーヒー、苦いお茶、豚肉、きゅうり、なす、トマト |
牛肉、バター、ビール、ウィスキー、黒砂糖、唐辛子 |
砂糖類、マトン、豚肉、オレンジ、カリフラワー、キャベツ |
良い食物、
その他 |
玉葱、ニンニク、黒砂糖、ミルク、気の置けない友人との会話、胡麻油のマッサージ、お灸 |
寒性の食物を摂る、乳清、ヨーグルト、バター、お粥、湯冷まし、避暑、汗を出す、冷水浴 |
暖かくすること。温かい食事、暖をとる、日光浴、蜂蜜、魚、年代もののチャン(チベットの濁酒)、ゆったりくつろぐ、お灸 |