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行方不明になってから25年がたつパンチェン・ラマ11世に関する25の事実



  1. パンチェン・ラマ11世ゲンドゥン・チューキ・ニマは、1989年4月25日、チベットのナクチュ市ラリ県に生まれた。
  2. 両親は、デチェン・チュドンとクンチョク・プンツォクである。
  3. 言葉が話せるようになると、「僕はパンチェン。僕の僧院はタシルンポ。僕は玉座に座る。僕の僧院は、ツァン、ラサ、中国にある。」と話した。
  4. パンチェン・ラマ10世ロブサン・ティンレー・ルンドゥプ・チューキ・ギャルツェンは、中国によるチベットの不当な統治を批判してきたが、1989年1月28日、不可解な死を遂げた。
  5. パンチェン・ラマ10世の死後、ダライ・ラマ法王は中国政府に対し、パンチェン・ラマ10世の葬儀を行うべく、ダライ・ラマ特使をタシルンポに派遣するための許可を求めた。中国政府はこの要求を拒否した。
  6. 1991年、ダライ・ラマ法王は、パンチェン・ラマ10世の転生者探しの支援をしたいと表明した。中国政府は外部の干渉は不要として、これを拒否した。
  7. 中国政府は、パンチェン・ラマ10世の指導役であったギャヤ・リンポチェを委員長とするパンチェン・ラマ転生者捜索委員会を設立した。
  8. ギャヤ・リンポチェの死後の1991年、タシルンポ僧院の僧院長チャデル・リンポチェが捜索委員会の委員長に任命された。
  9. チャデル・リンポチェは、転生者の候補のリスト、捜索委員会の最新情報を添付した嘆願書をダライ・ラマ法王に送った。
  10. チャデル・リンポチェからの嘆願書を受け取ったダライ・ラマ法王は、公式ルートを通じて、捜索委員会のインド訪問が許可されるよう求めた。中国政府はこの要求を拒否した。
  11. ダライ・ラマ法王は、パンチェン・ラマ10世の転生者を特定すべく、入念な宗教儀式、伝統的なチベット仏教の慣習を行った。
  12. 1995年5月14日、ダライ・ラマ法王は、ゲンドゥン・チューキ・ニマをパンチェン・ラマ11世と発表した。
  13. 中国政府は、ダライ・ラマ法王の発表とパンチェン・ラマ11世の認定を拒否した。
  14. ダライ・ラマ法王の発表から3日後、パンチェン・ラマ11世ゲンドゥン・チューキ・ニマは両親もろとも中国当局に拉致された。
  15. パンチェン・ラマ11世ゲンドゥン・チューキ・ニマは、6歳にして世界最年少の政治犯となった。
  16. 中国政府は、チャデル・リンポチェを捜索委員会の委員長から解任した。チャデル・リンポチェは「行方不明」となった。
  17. それから2年後の1997年4月21日、チャデル・リンポチェは懲役6年の判決を受けた。2002年に「釈放」されたが、自宅軟禁に置かれている。それ以降、チャデル・リンポチェの状況が確認できる報告はない。
  18. 中国当局は、自身でパンチェン・ラマ11世を認定すべく、転生者捜索委員会を再設立した。
  19. 中国当局は、中国共産党員の息子であるギャルツェン・ノルブを転生者とすべく、認定プロセスを不正操作した。
  20. 国連特別報告者を含む様々な政府、市民団体、国際組織が、中国政府に対し、パンチェン・ラマ11世ゲンドゥン・チューキ・ニマの状況を明らかにするよう繰り返し求めている。
  21. ゲンドゥン・チューキ・ニマの失踪以降、ゲンドゥン・チューキ・ニマと家族の釈放・幸福な暮らしを求める起訴状が40近く出されている。
  22. 1995年以降公の場に姿を見せていないゲンドゥン・チューキ・ニマと両親は、「外部の環境によって妨害されることを望んでいない」、「とてもいい暮らしを送っている」と、中国政府は主張してきた。
  23. 強制失踪から25年もの年月が流れても、ゲンドゥン・チューキ・ニマの状況が確認できる情報はない。
  24. 今年、パンチェン・ラマ11世ゲンドゥン・チューキ・ニマは31歳になる。彼の捜索は今なお続いている。
  25. 2019年11月、ゲンドゥン・チューキ・ニマは他の中国の市民同様、子供の頃に義務教育を受けたと中国政府は発表した。大学にも行き、現在は職にも就いているという。仕事に集中し、外部から妨害されることなく静かな生活を送りたがっていると中国政府は主張している。

チベット亡命政権情報・国際関係省
国連、EU、人権デスク



パンチェン・ラマ・ゲンドゥン・チューキ・ニマの強制失踪事件から25年

(翻訳:亀田浩史)

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