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2010年6月29日(火)〜7月4日(日) ダライ・ラマ法王生誕75年 祝賀特別記念行事「チベット砂曼荼羅の世界」

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【砂曼荼羅】10:00〜18:30(6/29は14:00から。7/4は15:30まで。)
【講 演】6/29〜7/2 19:00〜20:00
【会 場】相田みつを美術館第2ホール
【入場料】1日券 1,500円/通し券 5,000円
【主 催】ダライ・ラマ法王日本代表部事務所 / 相田みつを美術館ダライ・ラマ法王のご長寿と世界平和を願い、特別な行事を開催いたします。
タシルンポ寺院の僧侶たちが南インドから来日し、チベット仏教美術の頂点「砂曼荼羅」を公開制作します。
チベット仏教の声明、説法、仮面舞踏、瞑想セッションなど、チベットの伝統文化をたっぷりとお楽しみください。その他、タシルンポ僧院のグッズ販売、在日チベット人によるバター茶喫茶コーナーもございます。

∇     開催概要                                                                  ∇  砂曼荼羅
∇     瞑想セッション                                                         ∇  日替説法/砂曼荼羅解説
∇     声明                                                                         ∇  仮面舞踏(チャム)
∇     講演                                                                         ∇  砂曼荼羅開眼法要・破壇式
∇    川に流す儀式                                                              ∇  日程

開催概要


会期 2010年6月29日(火)〜7月4日(日)
会場
相田みつを美術館 第2ホール
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1 東京国際フォーラムガラス棟地下1階
TEL 03-6212-3200(代表)
□JR線 有楽町駅「国際フォーラム口」より徒歩3分、東京駅「丸の内南口」より徒歩5分
京葉線「東京駅」と地下1階コンコースにて連絡(4番出口)
□地下鉄 有楽町線「有楽町駅」より徒歩3分/地下1階コンコースにて連絡(D5出口)
丸の内線「東京駅」「銀座駅」より徒歩5分
日比谷線「日比谷駅」「銀座駅」より徒歩5分
入場料
1日券 1,500円/通し券 5,000円
チケット
取扱い
チケットぴあでお買い求めいただけます。発売開始5月15日(土)
・電子チケットぴあ(PC・携帯)http://pia.jp/t/ ( Pコード:986-889)
・チケットぴあ電話予約 0570-02-9999(音声自動応答)
・チケットぴあの店舗またはサークルK・サンクスの各店舗
主催 ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
相田みつを美術館
お問い
合わせ
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
TEL: 03-3353-4094
http://www.tibethouse.jp

砂曼荼羅


〜チベット仏教における大日如来の砂曼荼羅について〜

大日如来を教主とする『大日経』は弘法大師空海が日本に伝来した密教のひとつの柱であり、チベットの仏教では密教経典の四類のカテゴリーのうち二番目の行タントラの主要な経典とみなされています。チベット密教における『大日経』の相承はインドの学者ジターリから、チベットのパリ・ロツァーワへと伝わり、それから何代かをへて現在のダライ・ラマ法王にまでその伝統は継続しています。チベット仏教では様々な形で曼荼羅を作成しますが、中でも最も正式な曼荼羅の描き方は、各種の色砂を組み合わせて描くこの砂曼荼羅です。大日曼荼羅はより多くの人が見ることにより、多くの利益をもたらすものといわれています。この曼荼羅の本質は、一切の仏たちの「すべての生きとし生けるものの苦しみを取り除きたい」という慈悲の心(大悲)と「空を理解する智慧」(空)の二つであるが故に、名「大悲空胎蔵曼荼羅」と呼ばれています。そして、『大日経』には、「この曼荼羅を見る人は、無限の過去から積んできたあらゆる悪業が浄化され、地獄・餓鬼・畜生などの悪趣に生まれ変わる罪障が浄化される」と説かれています。是非この素晴らしい機会に、大日曼荼羅を参拝されることをおすすめします。

瞑想セッション


日時:6月30日(水)〜7月3日(土)11:00〜11:45

チベットの高僧カーチェン・ロサン・シェーラプ師による瞑想指導。チベット仏教の教えに基づいて、心の持ち方を説明した後、参加者全員で実際に瞑想をします。チベット語から日本語への通訳を介して行います。

日替説法/砂曼荼羅解説


日時:6月30日(水)〜7月3日(土)15:00〜16:30

人はみな、幸せになるために生きている。日常生活の中で愛や優しさを育み、人生をより良く生きる方法を高僧カーチェン・ロサンシェーラプ師が実践的・具体的に説きます。砂曼荼羅についての解説、質疑応答もご用意しております。

声明


毎日、砂曼荼羅制作の始まりと終わりに約30分間の声明を唱えます。

仮面舞踏(チャム)


日時:6月29日(火)15:00〜15:45/7月4日(日)14:00〜14:45

チベットでは有名なタシルンポ寺院の仮面舞踊。チャムを踊ることは修行を積んだ僧侶に限られ、踊る際は仏と一体になる瞑想に入ります。チベットではチャムを観ることにより仏の加護が得られ、厄が払われると信じられています。

講演


  • 6/29(火)19:00〜20:00
    「感性脳を飛翔させるチベット仏教の美」 大橋 力(脳科学者=音楽家・山城祥二)
  • 6/30(水) 19:00〜20:00
    「対 談」 龍村 仁(映画監督)・有本 香(ジャーナリスト)
  • 7/01(木)19:00〜20:00
    「モンゴル人はみなチベット仏教徒」 宮脇淳子(モンゴル史家・学術博士)
  • 7/02(金) 16:30〜18:00
     特別講演 「パンチェン・ラマについて」
  • 7/02(金) 19:00〜20:00
    「チベット仏教のマンダラ」 石濱裕美子(早稲田大学教授)

砂曼荼羅開眼法要・破壇式


日時:2010年7月4日(日)15:00〜
場所:相田みつを美術館(第2ホール)

6日間にわたって制作した砂マンダラに最後に大日如来と諸尊をお招きして、開眼法要を行い、単なる砂のマンダラが大日如来と諸尊の宮殿そのものになります。参列者のみなさまとともに大日如来のマンダラに対して世界平和をお祈りします。法要の最後には、すぐに砂マンダラを一気に壊してしまう破壇の儀式がおこなわれます。

川に流す儀式


日時:2010年7月4日(日)16:30〜
場所:隅田川・中央区立明石町河岸公園(聖路加ガーデン内)

ダライ・ラマ法王のご長寿をお祈りするとともに、東京大空襲で隅田川に身を投じて亡くなった御霊に祈りを捧げ、平和を祈念する法要もあわせて営みます。

日程


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