国会議員会館で世界平和を説かれる

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(2016年11月16日 法王庁

与野党の国会議員がつくる「日本チベット国会議員連盟」に招かれたダライ・ラマ法王は16日、国会内で「グローバル世界における日本・チベット」と題して講演された。

2016年11月16日、東京(撮影:ジグメ・チョペル)

衆議院議員会館で開かれた、国会議員たちとの会談に臨まれるダライ・ラマ法王。

2016年11月16日、東京(撮影:ジグメ・チョペル)

法王が国会議員会館で講演されるのは3回目。日本チベット国会議員連盟は「チベットの現状を正しく理解し支援することを目的とする」としてこの日、発足が宣言された。自民党の下村博文幹事長代行、古屋圭司選対委員長、民進党の長島昭久衆院議員らが世話人として参加した。

2016年11月16日、東京(撮影:ジグメ・チョペル)

会場には、議員や秘書ら計229人が詰めかけ、座席が足りなくなるほどだった。

2016年11月16日、東京(撮影:ジグメ・チョペル)

衆議院議員会館の会場で、集まった国会議員にお話をされるダライ・ラマ法王。

2016年11月16日、東京(撮影:ジグメ・チョペル)

衆議院議員会館の会場で、質問に対してお答えになるダライ・ラマ法王のお話を聴く渡辺周議員。

2016年11月16日、東京(撮影:ジグメ・チョペル)

法王は、2011年に政治的指導者の立場を完全に引退したこと、仏教者としてまた1人のチベット人としての使命を自らに課していると前置きした上で、「未来は自由や民主主義が生かされる社会でなければならない」と語り、議員からは大きな拍手が送られた。また、米国のトランプ次期大統領について触れ「世界の国々を導く立場として、民主主義に従った政治を行ってほしい」と述べた。

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