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ンガワン・サンドルにフィレンツェ市民名誉賞

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2001年7月16日
WTN

イタリアのフィレンツェの市議会は、チベット人尼僧で「良心の囚人」ンガワン・サンドルに市民名誉賞を与える提案を満場一致で決議した。

ンガワン・サンドルの境遇は、完全にチベットの悲劇を象徴している。彼女はチベット独立のために平和的な抗議運動に参加した後、1992年に逮捕され、通算21年の刑を宣告された。今のところ彼女は、チベットで最も長期間投獄されている政治犯である。彼女は、繰り返し虐待され、拷問にかけられた。

フィレンツェのように歴史的にも文化的にも豊かな都市が、このような方法で一致団結して、中国当局の残虐行為に対し非暴力という形で訴える人に名誉な賞を与えると決定したことは、極めて重要である。この賞の授与は、オリンピック、WTO加盟といった事柄をかかえ、今、特に重要で、何が本当に中国で起こっているのかを伝えるのに最適な時期に決定された。 去年、アムネスティ・インターナショナルのイタリア支部代表者が緑の党の委員会代表者に計画を提案、こうしてチベットについての会議を開くことになった。