(2013年9月5日 phayul.com)
ダラムサラ、9月5日:
本日、前首席大臣サムドン・リンポチェがランゼン(独立)提唱者は「反ダライラマ」ではないとの発言をした。
前チベット首相であり学者でもあるサムドン・リンポチェは、地方政治家によるグループ、中道路線のためのチベット人民運動の第3回総会で、中道路線のためのチベット人民運動政策(MWA)を支持、講演を行った。
「ダライラマ猊下は中道の姿勢を提案され、民主的にチベット人に受け入れらてきました。猊下は決してこの政策を強要しませんでした。従って、われわれは中道支持者を反ダライラマと言うことはできません。」
2日間にわたる総会には国会議員、及び23の地方支部からの代表が出席。
「中道支持者、独立提唱者のどちらも現在すべきことは同じです。チベット内の重大な状況を解決し、チベット人に対する中国の強硬政策を変える努力をすることです。」と前首相は述べた。
「仲間内で不必要に誰かを標的にする代わりに、目標達成のステップを踏み出すべきです。」
また、民主主義社会では異なる政治的立場が同時に存在でき、またそれが望まれると言及した。
会議では、ダライラマのセキュリティ、チベット内での危機的状況に対する一致団結した行動、「中道路線」推進キャンペーン方法など、さまざまな案件が検討された。
(翻訳:嘉村)