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ダライ・ラマ法王 2011年秋来日報告

2日目-1 大阪・講演会/ダライ・ラマ法王「世俗的な倫理観を高め、社会の変革を」

2011年10月30日

大阪:ダライ・ラマ法王は本日、大阪で講演を行われた。この講演では、やさしさ、思いやり、徳性といった普遍的価値について語られ、世俗的な倫理感を高めていくことを通じて社会を変えていくことの重要性を強調された。

数千人の日本人と数百人の韓国人がダライ・ラマ法王の話に熱心に耳を傾けるなか、ダライ・ラマ法王は、とりわけ日本人、なかでも有識者に対して、世俗的な倫理観がどのように内面的成長を高めるのか、人間の心の研究を進めていくよう求められた。

「日本のみなさんはすばらしい物質的発展を成し遂げられたのですから、これからは世俗的な倫理感や心の研究に取り組まれ、第二の発展を成し遂げていただきたいと思います。穏やかな心は、コンピュータやカメラといった科学技術の力を借りて簡単に作ることはできません。心という目に見えないものを改善していくことでしか作れないのです」

ダライ・ラマ法王は、近い将来、心と生命についてダライ・ラマ法王と科学者が対話する『マインド・アンド・ライフ』が日本でも行なわれるならば、非常に有益な結果が生まれるだろう、と語られた。

ダライ・ラマ法王はまた、「今日世界中で見られる社会の腐敗と貧富の格差は新たな病といえます。このような病は、モラルや倫理といった誠実さが欠如したことの結果です」
と述べられた。

子供をもつ日本人の女性が自分の子供との問題について質問すると、ダライ・ラマ法王は、「子供の問題を何とかしてあげたいのなら、お母さんが知性をはたらかせてください。お母さんが一所懸命に知性をはたらかせてあげるなら、それがどんな方法であろうと、長い目で見れば子供のためになるものです」と述べられた。

ダライ・ラマ法王は、来日の度に嬉々として講演に足を運び、熱心に耳を傾ける日本人に対して、喜びの気持ちを表明された。また、費用と時間をかけて大阪講演に参加した数百人の韓国人にも謝意を表明された。


 (翻訳:小池美和)

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