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ダライ・ラマ 毛呂山町の埼玉医大で講演

2000/04/20 埼玉新聞より抜粋

チベット仏教の最高指導者で、ノーベル平和賞を受賞したダライ・ラマ14世が19日、入間郡毛呂山町の埼玉医大で講演した。

ダライ・ラマ14世の同大の訪問は1967年以来、2回目。同大との縁は、創立者の故丸木清美前理事長が難民支援でチベットの子どもたちを日本に招いて教育したのがきっかけ。多くのチベット人が同大で学び、医師や看護婦として活躍している。

同大の講堂で行われた講演では在日のチベット人を含む約350人を前に、「心と平和」について約40分間、チベット語と英語で語った。

ダライ・ラマ14世は「人の一生で1番大切なものは、人に対する愛といたわりと優しさ」と述べ、「心の平和を生み出す薬を作ってくれれば、私も日夜励んで祈らなくて済む」とユーモアを交えつつ、「お金や政治では本当の心の安らぎは得られない。鍛錬することで幸せを達成してほしい」と話した。

会場外には入院している患者など数百人がひと目見ようと集まり、会場から退出する14世に握手を求める人もいた。

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