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宗教・文化省大臣カルマ・ゲレク・ユトク師、訪日:お寺と国会を訪問

2019年7月5日
日本、東京

宗教・文化省大臣カルマ・ゲレク・ユトク師と下村博文国会議員。2019年7月5日、東京

2019年7月5日、中央チベット政権宗教・文化省大臣カルマ・ゲレク・ユトク師が日本への公式訪問を開始した。護国寺を訪れカルマ・ゲレク・ユトク師は境内を案内され本堂で祈りを捧げた。1681年に建造された同寺には東京で最も素晴らしいとされる芸術作品が収蔵されており、ダライ・ラマ法王も過去に二度、訪問されている。

護国寺貫主と面会したユトク師は、ダライ・ラマ法王に寄せる同寺の深い敬意とチベットの文化・宗教への支援に感謝の意を表した。

チベットの現状について尋ねられたユトク師は、チベットの文化、とくに仏教の学習や修行に対する中国の弾圧が強まり窮地にあると説明した。チベット人はダライ・ラマ法王や崇拝するチベットのラマのポートレートを中国共産党首脳のポートレートに置き換え、その前で五体投地するよう強要されるなど、毛沢東時代より悪化している、とユトク師は語った。そして、中国政府のチベット政策は世界における中国の立場を傷つけ、良い結果は招かないだろうとも述べた。

ユトク師と大本山護国寺参拝

ユトク師と大本山護国寺参拝

護国寺貫主はチベットの惨状に痛みを感じるとし、チベットにとって良い変化が起こることを望むと語った。真実と非暴力に基づくチベットの苦闘はやがては成功するだろう、とユトク師は望みを表明した。

カルマ・ゲレク・ユトク師は国会を訪問、元文部大臣で現国会議員の下村博文氏と面会した。超党派の「日本チベット国会議員連盟」会長の下村氏は、ダライ・ラマ法王は平和と非暴力の象徴として尊敬されていると語り、平和と慈愛を世界にもたらすダライ・ラマ法王の長寿を祈願するとした。そして、チベット人の福利を日本政府は堅固に支援すると語った。その実現に向けた下村氏と関係者の努力にユトク師は感謝の意を表した。

ユトク氏は「ダライ・ラマ法王の健康状態は極めて良好で、110歳までは生きたいと仰せられました」と語り、困難な時代にあるなかチベット人はチベット問題の解決に向けて一致団結していかなければならない、と付け加えた。

ユトク師は千葉工業大学と麗澤大学からも暖かな歓迎を受けた。両大学はそれぞれの大学で学ぶチベット人学生に奨学金を提供している。両大学関係者と面会したユトク氏は、真面目な学習研究態度、教育法における日本語の利用、他人を尊重する規律などチベット人学生には日本の人々と共通する長所がある、と語った。そして、日本とチベットの歴史的なつながりを指摘し、日本人とチベット人の間での文化、言語、仏教研究の交換の重要性を強調した。

ユトク師はチベット人学生の教育への支援に対して深い感謝の意を表した。

宗教・文化省大臣カルマ・ゲレク・ユトク師にはダライ・ラマ法王日本代表部事務所ルントック代表と職員が随行した。

ユトク師と千葉工業大学瀬戸熊修理事長と小宮一仁学長の記念写真。2019年7月5日

ユトク師と千葉工業大学在籍中のチベット人留学生5名。2019年7月5日

ユトク師と麗澤大学徳永澄憲学長と堀内一史副学長・兼・国際交流センター長


― チベット・オフィスの記録より

(翻訳:光輝和代)

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