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インド・チベット間の兄弟関係が60年へと成長

2018年4月2日
インド、デリー

中央チベット政権のロブサン・センゲ首相は2018年4月2日にインドインターナショナルセンターで開催されているチベット文化フェスティバルの開会式にて、シーラー・ディシークト前デリー州知事にアショーカチャクラを贈呈した。アショーカチャクラはインドとインドの人々への感謝の印としてプレゼントされた。

シーラー・ディシークト前デリー州知事は中央チベット政権が組織した、年間通したインド感謝キャンペーンの一部として、3日間開催されるチベット文化フェスティバルの開会式で名誉を讃えられた。

式典には中央チベット政権のロブサン・センゲ首相、ダライ・ラマ法王猊下承認のフロンティアオフィスのハーミンダー・シン氏、T.N.チャトゥルべディ前州知事、マトゥーア前内務大臣補佐官、インドインターナショナルセンターのナレシュ・ヴェルマ理事も参加をした。

イベントのメインゲストであるシーラー・ディシークト氏は、「この魅力的で美しいイベントの一部に加わることができ、とても幸せに思っています。これは素晴らしい芸術家達に囲まれるいい機会であり、私はこの一部になれたことを本当に誇りに思っています。パンディット・ジャワハルラル・ネルー氏によって始められたインドとチベットの関係は60年に及びます。今この関係は兄弟愛へと成長しました。私たちは皆、兄弟姉妹であり、皆同じように思っています。インドはあなた方と共にいることを幸せに思い、あなた方が自身のままであることに感謝をしています。」と述べた。

また、「過ごしづらい時があったでしょう。しかしインドはあなた方が心休まり、インドがあなた方自身のものであると感じられるようにいつも努力をしてきました。あなた方はインドにありがとうと言いますが、インドはあなた方があなた方自身でいられたことを感謝しています。」と述べ、アーティスト達には彼らの素晴らしい手芸品を披露し、全ての人々が入手できるようインド政府に「広い部屋」を頼むべきだと提案をし締めくくった。

このイベントはシーラー・ディシークト前デリー州首相とチベット舞台芸術団による Thank You India songで始まった。

チベット舞台芸術団のアーティストによる Thank you India song。チベット文化フェスティバル開会式にて。2018年4月2日、写真/Tenzin Phende/DIIR

ロブサン・センゲ首相は、「私たちはシーラー・ディシークト前デリー州知事がこのフェスティバルに出席をしていただき幸せです。私は、寛大な心で私たちを受け入れてくれたインドの方々に心からの感謝を送りたい。インドとチベットの関係は先生と生徒です。インドは私たちに私たちの文化と伝統を披露する機会と、私たちが私たち自身であれる機会を与えてくれました。」と挨拶をした。

さらに、「私たちはモディ首相のメイク・イン・インディア政策がメイド・イン・インディアとして成功するよう望んでいます。あなた方の成功は私たちの成功であり、私たちの成功はあなた方の成功です。」と付け加えた。なぜチベット人の亡命60年目を感謝の年としたのかについてセンゲ首相は、「一方で、チベットの侵略と占領から60年という長い時間が経った。60年間の苦しみ、痛み、チベットの環境や自然、氷河の破壊。60年間の破壊でチベットの僧院と尼僧院の98%は破壊され、99.9%の僧と尼僧は還俗させられてしまいました。あの悲劇的な状況からのこの60年間のインドでの亡命生活はチベット人にとっての回復と再生物語でもあります。」と述べた。

また、「今ここインドで、私たちはチベットで破壊された主要な僧院を再建し、多くの僧と尼僧に訓練と教育をしています。チベット仏教はインドで復興しただけでなく、ヒマラヤ地帯とダライ・ラマ法王猊下が訪れた全世界で繁栄をしました。また、この60年間チベットで抑圧政策が続いたにもかかわらず、チベットに仏教が戻ってきています。これら全てはインドのおかげであります。なぜなら、私たちはこの素晴らしい国によってここに避難所を与えられ、全ての首相、政府、政党達によって無比の支援が続けられたからなのです。」とインドの無条件の支援に尊敬を表した。

テーマに基づいたパネルディスカッション「エキスパート・トーク」では、「インドとチベット、古代の結びつきと現在の縁」という内容で、映像作家でありテレビディレクター・プロデューサーであるラジブ・メイロトラ氏の司会で催された。

3日間のフェスティバルはチベットの芸術と文化的生活様式を披露する展示とイベントを特集する。

このフェスティバルの目的はチベット文化を祝い、様々なチベット芸術、信仰、生活様式、医学、歴史、文学、映像、教育活動の披露である。フェスティバル2日目は様々なドキュメンタリーが上映される予定だ。

イベントは2018年4月2日〜4日に一般公開。特別公開ドキュメンタリー A place in the Sun、Stories from Tibet を披露する。

様々なアーティストによるパフォーマンス(チベット芸術、文学、医学、アパレル、タンカペインティング、木工、金属工芸、カリグラフィー、料理、砂曼荼羅、バター彫刻、写真展、カーペット、ヤタとエプロンの織物、遊牧の生活様式)

3月31日、ダラムサラにてマヘーシュ・シャーマ文化大臣、ラム・マダフ インド人民党代表、インド国会メンバーのシャンタ・クマール氏(インド人民党)とシャラット・チャタベティ氏(インド国民議会)、チベット宗教指導者が「Thank you India」キャンペーンの開会式に多くのチベット人と支援者達と共に出席をした。


(翻訳:浩美.F)

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