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第12回インターエスニック/インターフェイス・リーダーシップ会議を東京で開催

2017年11月14日~11月17日
東京

第12回インターエスニック/インターフェイス・リーダーシップ会議について


本会議はダライ・ラマ法王の指導と全米民主主義基金の資金援助の下に組織され、年一度の会議には、中国での民主主義と権利の尊重を求める多様な民族、宗教、文化、地域のグループが互いの理解、尊重、協力を促進するべく一同に会します。また本会議は全ての人に民主主義と人権という普遍的価値が行き渡ることを目指します。年を重ねるごとに本会議の参加者が増え、内容も充実して参りました。現在、本会議は中国の平和的民主化のための最も重要な会議として認知されています。

様々な民族が「市民パワー」を通じて自らの力を行使することでしか変化は起きないが、国際社会にもこれを支援する重要な役割がある、というのが本会議の信条です。こうした目標に向け、私たちは中国と直接関わりを持つ人々の啓蒙、エンパワーメント、一致団結のためのプログラムを計画、実行し、同時に、こうした人々と、自由を信奉し広めようとする世界中の人々の間につながりをもたらします。長年、開催を重ねた本会議、そして本会議の共同プロジェクトとプログラムは、極めて多様なグループの間に強い連帯の絆を育んできました。

今年の本会議に参加するのは、中国人(漢民族)、チベット人、ウィグル人、モンゴル人、キリスト教徒、法輪功信徒、イスラム教徒、仏教徒、そして、台湾、香港、マカオからの参加者です。これまで、本会議はボストン、カリフォルニア、台北(台湾)、ダラムサラ(インド)、ワシントンDCなど、世界中で開かれ、これまで上述のグループから1,000人を超える若手リーダー、高名な学者、人権活動家、NGOリーダーが参加してきました。参加者は非暴力、寛容、真実の追求、和解、人権の普遍性にコミットしますが、同時に民族グループ間の違いも尊重します。

今年の本会議のテーマは、「人権、民主主義、平和の推進:新規ツール、新戦略、新世代」です。会議のプログラムは充実しており、著名な人権活動家のプレゼンテーション、ダライ・ラマ法王、各国高官によるコメント、専門家によるパネルディスカッション、参加者による分化会セッション、および、自由への戦いに邁進する人々を表彰する第3回市民パワー大賞の受賞式などが予定されています。

今年の中心的テーマは、グローバルな人権侵害に対する制裁法である米マグニツキー法です。マグニツキー法に基づけば、世界中の人権侵害者を米国法に基づいて裁くことができます。私たちはグローバル・マグニツキー法について討議し、そのメカニズムと執行状況を学び、会議の参加者が自国の人権侵害者に同法を適用させる方策について研修を行います。さらに、他の民主主義国でもこうした法制が整備されるよう、その理念と整備方法についても話し合う予定です。日本でも「日本版マグニツキー法」の法制化を目指すべく、政治家の皆様に直接ロビー活動を行う機会が得られるかと思います。

過去の会議にならい、今年の会議でも非暴力の抵抗、ソーシャルメディア、実効性ある国際人権擁護活動の戦術と戦略についてのワークショップを開催します。会議は今後1年間、各グループが協力する優先プロジェクトについての共同決議で締めくくられる予定です。

中国の市民ワー/イニシパアティブの創始者、理事長
楊建利(YANG Jianli, Ph.D.)


開会式でのダライ・ラマ法王日本代表部事務所代表ルントック氏のスピーチ

2017年11月14日

ここ東京で開催されます第12回インターエスニック/インターフェイス・リーダーシップ会議の開会式で、皆様にご挨拶できますことを大変光栄に存じます。ダライ・ラマ法王日本代表部事務所代表して、ご参加くださった皆様に、厚くお礼申し上げます。

大変残念ながら、予定されておりましたダライ・ラマ法王のご来日が、休養を取られるべきとの主治医のアドバイスにより中止になりましたことをお伝えいたします。

皆様もご存知の通り、近年、中国の影響力が高まるに従い、中国全土で人権侵害の状況が極めて悪化しており、今後も継続すると予想されます。中国がその行動に責任を負うシステムを強化する戦略がこれまで以上に求められています。

チベットは今、極めて危機的な状況下にあります。言論、集会、宗教、旅行などの自由や人権が著しく侵害されています。チベット本土では、ここ数年間で149人のチベット人が、焼身抗議を行いました。チベットの環境、仏教、文化が新たな脅威にさらされている事実は、世界最大規模の僧院施設と言われるチベットのラルンガル僧院、ヤチェンガル僧院で進んでいる家屋の解体からも明らかです。

チベットの厳しい現状を鑑み、中央チベット政権は、インドのダラムサラで5/50フォーラムを開催しました。これは、今後5年の間に、中道のアプローチに基づき中国政府との対話を通してチベット問題の解決を図ると同時に、今後50年にわたってチベットの文化と民族意識を必要に応じて守り強化することを目的とするものです。中道のアプローチは、相互に有益で、チベット問題の将来の解決に向けて現実的な道であると国際社会で高く評価されています。フォーラムでは、民主主義を強化し、人権や自由の状況を改善する方法を討議しました。

チベット文化や仏教の静かな力を、私たちはどのように変革の力に使うことができるのかを、今、考えるべきときです。中国には3億人の仏教徒が存在すると言われ、中国の人々のチベット仏教やチベットの文化への関心も非常に高まっています。

本会議への参加者の皆様に、民主主義と人権の普遍的な価値を普及する効果的な戦略を導き出されることを期待しております。


参加レポート:チベット人と中国人が日本でともに指導者会議に出席

2017年11月21日

ワシントンDCに拠点を置くシチズンパワー・フォー・チャイナ(Citizen Power for China)は、11月14日から17日、東京で異なる宗教の指導者が会する第12回インターエスニック/インターフェイス・リーダーシップ会議を開催した。

集まった約70人の参加者の大半は、香港、台湾、マカオ、中国、日本、オーストラリア、スイスのジュネーブなど世界各地からこの会議出席のために来日した中国人の若者たちで、中国本土からも2人が参加した。チベットの代表団は、チベット亡命政権のキンゾム・ドンドゥ氏とロブサン・ダクパ氏、ワシントンのチベット代表事務所の中国関係担当クンガ・タシ氏、中央チベット政権情報・外務省中国デスクのテンジン・デデン氏とジャヤン・ツェリン氏、チベット法律協会事務局長クンサン・トプデン氏、オーストラリアからテンジン・シェンフェン氏とツェワン・トゥプテン氏の顔ぶれが見られた。

第12回インターエスニック/インターフェイス・リーダーシップ会議の中で、チベット代表団はチベットに関する幅広い問題を提起した。1949年以前のチベット、1959年にダライ・ラマ法王とチベット人民が亡命するに至った経緯、歴史的に見てチベットが中国の一部であったことがない見解、中道のアプローチの発展、近年多発するチベット人の焼身抗議の理由などが説明され、中央チベット政権の指導と国際社会からの支援はチベット問題が解決されるまで継続されることが述べられた。

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所ルントック代表とチベット亡命政権代表2名も参加者たちに問題を訴えた。

シチズンパワー・フォー・チャイナ会長ヤン・ジャンリ博士の要請により、会議初日にはダライ・ラマ法王のビデオメッセージが上映された。

会議最終日には、中央チベット政権情報・外務省中国支局長テンジン・デデン氏がチベット本土のチベット人たちが直面する苦難について述べ、チベット問題への継続した支援を要請した。

ヤン・ジャンリ博士はチベット亡命政権のキンゾム・ドンドゥ氏に記念品を贈呈した。

第13回会議はオーストラリアで開催される予定。

(翻訳:植林秀美、吉田明子)

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