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ジェツン・ペマ女史とテンパ・ツェリン師 、日本でダライ・ラマ法王の誕生日を祝う

2017年7月10日
東京

去る7月8日土曜日、ジェツン・ペマ女史(Jetsun Pema)とテンパ・ツェリン師(Tempa Tsering)は東京で行われたチベットハウス主催のダライ・ラマ法王82歳の誕生祝賀パーティーに参加し、法王の誕生日をお祝いされた。お二人の日本滞在は5日間のご予定。

ダライ・ラマ法王誕生祝賀パーティーでのジェツン・ペマ女史。日本の国会議員を始め、長い間チベットをサポートしてきた皆様や在日チベット人の皆様など、総勢170名あまりが誕生祝賀パーティーに参加した。2017年7月8日、東京都港区、ホテルオークラ別館(メイプルルーム)

ダライ・ラマ法王14世の実妹であるジェツン・ペマ女史は、ダライ・ラマ法王誕生祝賀パーティーの席上で「ダライ・ラマ法王の82歳の祝賀パーティーに日本で参加できることをとても光栄に思います。毎年の法王の誕生日に集い、私たちは法王のメッセージを心に刻みます。」とお話しされた。

また、ジェツン・ペマ女史はダライ・ラマ法王のご生涯を通しての三つの使命についてもお話しされた。

一つ目は、人類の価値を向上させること。その人類の価値の向上には私達がどの宗教に属しているかは全く関係がなく、人類の心の結束が私たちを近づけ、そして私達はこの世界で多くの素晴らしいことを成すことができます。

二つ目は、異なる宗教間に調和をもたらすこと。そのために、法王は各宗教のリーダー達と会合され、すべての宗教の共通意識を引き出すよう、常に彼らと話し合っていらっしゃいます。

三つ目は、チベット人として、法王はチベット人の福祉向上のために努める責任があるということ。多くのチベット人はチベットに住み、たくさんの期待をダライ・ラマ法王に寄せています。「私達にとって、自分のアイデンティティや文化を持ち続けること、そしてそれらは深く仏教に基づいていることを忘れずにいることがとても重要です。」とジェツン・ペマ女史はお話しされた。

参加者をお迎えするテンパ・ツェリン師。2017年7月8日、東京都港区、ホテルオークラ別館(メイプルルーム)

ダライ・ラマ法王はチベットの環境保全にも重きを置き、人々にとって大切なものを守ろうとされています。元ダライ・ラマ法王デリー代表部事務所代表であるテンパ・ツェリン師はこのようにお話しされた。

「ダライ・ラマ法王の誕生日は、チベットの人々だけではなく、正義、平和、非暴力と思いやりを大切にする全ての人々にとっての特別な日なのです。チベットの人々や、同じようにダライ・ラマ法王を信じ法王の理念を尊重する世界中の人々から、法王は祝福されています。法王は平和の使者、思いやりの象徴、また世界の平和と非暴力を擁護する人として世界中に知れ渡っています。本物の思いやりというのは、見返りを求めず、誰かを助けたり何かを施したいと思って人々に尽くすことです。」

続いてテンパ・ツェリン師は、デリー代表部事務所の代表を務めていた時のインド、ニューデリーでのご経験をお話しされた。

ジェツン・ペマ女史とテンパ・ツェリン師と在日チベット人の皆様の記念撮影。2017年7月8日、東京都港区、ホテルオークラ別館(メイプルルーム)

「法王は年に何度もニューデリーの町を訪れる際、車窓から多くのハンセン病の患者をご覧になられました。そして法王は私に、彼らが生活したり医療行為を受ける場所はあるのかと尋ねられました。デリーの郊外には約 10,000 人のハンセン病の患者の皆様が暮らす大きな施設があり、法王はそこを訪問してハンセン病を患う皆様に直接会うことを望まれました。
しかし、私たちはそのことに少し懸念を持ち、法王が滞在される際は患者の皆様との過度の接触が無いように何度もその施設と交渉をしました。偶然、そのハンセン病の患者の皆様に資金援助をされている日本人の笹川氏もいらしたので、私達は高さのあるステージを設置して法王と笹川氏の御席をそこに用意し、ダライ・ラマ法王がステージに直行してスピーチをされるよう準備しました。
ところが、いざ法王が乗った車が施設に到着すると、法王はハンセン病の患者の皆様をご覧になって車を降りられ、その患者の皆様の方に真直ぐ歩いて行かれました。私達は心配になり、法王にステージへ向かわれるように申し上げましたが、法王は、自分はハンセン病の患者の皆様に会いに来たのだと仰いました。そして患者の皆様を抱きしめ、彼らのほほや手を触れられました。
患者の皆様は涙を流し、法王は感極まわれました。インドの記者たちは、ダライ・ラマ法王の一つの行いは何千もの言葉よりも力強いと多くの記事を発信しました。
私たちは普段、ハンセン病患者を見下したり避けたりしてしまいますが、ダライ・ラマ法王は彼らに歩み寄り、彼らに触れ、抱きしめられました。そして法王は、わずかながらのご自身の著書の著作権料を得る限り、毎年あなた方に 1,000,000 ルピーを寄付します、と仰いました。これが法王の思いやりです。
ダライ・ラマ法王は、毎日を誕生日のように考え、そしていつも通りの毎日であるから、私はあえて誕生日を祝うことはありません。私の誕生日を祝う皆様が私にくれる最高の贈り物とは、皆様が優しさと思いやりを持ち、より良い人間になると誓ってくれることです、と法王はいつも仰っており、そのことは私にとっても同じように素晴らしいプレゼントです。ですから私は、今日集まってくれた人々がこのことを誓ってくれることこそ、法王に対する最高の贈り物になると思います。」

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のルントック代表。2017年7月8日、東京都港区、ホテルオークラ別館(メイプルルーム)

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のルントック代表は、このダライ・ラマ法王誕生祝賀パーティーの席上にて、日本人の皆様によるチベットの人々の福祉と真実への確固とした支援に対し、深い感謝の意を表しました。

日本の国会議員の方々からは、美しい花束とお祝いのメッセージがダライ・ラマ法王へ贈呈されました。

また、この法王誕生祝賀パーティーで、参加者はオーストラリアを拠点としたチベット人の作曲家であり歌手のテンジン・チョギャルさんと、フルート奏者の寺原太郎さんによる演奏を楽しみました。


(翻訳:古賀万結)

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