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チベット人コミュニティーに対する中国のスパイ行為とテロ計画が発覚

(2013年5月23日 CTA
プレスリリース
チベット人コミュニティーに対する中国のスパイ行為とテロ計画が発覚

ペンパ・ツェリン

中国当局が、タシ・ギャルツェン(タシ・ドンドゥップ)とカルマ・イェシ(タシ)という2名のチベット人の若者の毒殺を企て、チベット人コミュニティーをテロの恐怖に陥れようとしていたことが明らかになった。今回の発覚は、ダライ・ラマ法王や中央チベット政権、その他の亡命組織に対して攻撃的な諜報活動を行ない、亡命社会を蝕もうとする中国政府の活動を凌駕したことを示すものである。

ペンパ・ツェリン(33歳)はチベット自治区ナクチュ(那曲)の出身で、2009年に李玉泉に採用されたと自白している。李玉泉は当時、政治・法律委員会党書記でナクチュ県公安局長を務め、第9回チベット自治区全人代のメンバーでもあった。李玉泉はその後、チベット自治区チャムド(昌都)に異動になったが、異動前の職務を継続している。

ペンパ・ツェリンは、諜報技術のほか、武器の操作をはじめとする完全な戦闘技術を身につけている。インドに渡る前の1999年から2002年には人民解放軍に在籍し、その後はナクチュ(那曲)の公安に勤務していた。

李玉泉が最初にペンパ・ツェリンに課した仕事は、チベット亡命社会を拠点とする中央チベット政権ならびにNGOが中国に対して行なっていると中国が言うところの、テロ活動の真偽についての情報収集であった。またペンパ・ツェリンは、ダライ・ラマ法王の健康状態やスケジュールの報告も依頼されていた。
ペンパ・ツェリンは中央チベット政権公安省の職員として身を置きながら数々の個人と連絡を取り、亡命社会に拠点を置くチベットNGOや重要人物、チベットからの新たな亡命者、チベット社会の弱点に関する情報を収集しては定期的に電話やインターネットでその情報を送っていたとされる。

その後、李玉泉はペンパ・ツェリンに対し、2名の若者を抹殺するよう言いわたした。タシ・ギャルツェンは那曲(ナクチュ)のディル・ヅォン、カルマ・イェシはカム地方、パルプンのデルゲ ヅォンの出身で、ともに2010年のはじめにインドに逃れてきた。
李玉泉は2012年以降、ペンパ・ツェリンをネパールのカトマンズに二度呼び寄せ、2名の若者を毒殺する方法を複数の中国人当局者とともに個人的に伝授した。彼らは三種類の毒物を2匹の子犬と1羽の鶏に試して見せたうえで、ペンパ・ツェリンに毒物を手渡したという。

ペンパ・ツェリンは2009年5月以降、情報提供と2名の若者の抹殺を遂行する条件で、李玉泉からインドルピーで110万ルピーを受け取ったとされる。

公安省は、中国の策略とチベット亡命社会に侵入していた情報ネットワークを白日の下にさらしたタシ・ギャルツェンとカルマ・イシの勇気ある行為に謝意を表明したい。
また、この場を借りて、分別と良識のあるチベット人に対し、中国当局による悪質な計画を阻止すべく、時期を得た確かな情報の提供と協力を呼びかけるものとする。

(翻訳:小池 美和)

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