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100名のチベット人が焼身行為−−世界が答えを出すべき問題

(2013年2月14日 CTA

Tibetans-in-exile hold a candlelight vigil following the self-immolation attempt by a monk
in Kathmandu on February 13, 2013/Getty Images

プレス・リリース

「尊厳とは民族としての精神のことだ...」42歳の僧侶であるソパ・リンポチェは2012年1月8日に自らを焼く行為の前に書き残した。タペーが2009年2月8日に初めて焼身行為に及んで以来、100人のチベット人が自らの身を焼いた。100人目の焼身は、最近8名のチベット人が過酷で不法な判決を受け、チベット人を焼身行為に駆り立てたとしてその家族が逮捕されたにもかかわらず起きた。

すべての焼身者が共同体としてのチベット人の尊厳を取り戻すこと、すなわちダライ・ラマ法王のチベット帰還とチベットの自由を訴えた。

最新のニュースによれば、2013年2月3日、キルティ僧院の37歳の僧侶のロブサン・ナムギャルが東北チベットのンガバで自らに火を放って死去した。中央チベット政権(CTA)はこうした過激な行動には出ないよう本土のチベット人に要請を続けているが、残念なことに焼身行為は止まない。

本土に住むますます多くのチベット人による未曾有の焼身行為が続くことは、中国のチベット支配の失敗に対する民間人の究極の反抗の行為といえる。中国は60年以上にわたる冷酷なチベット支配の自明な結果として起きたチベットの悲劇に対して責任を負おうとしない。それどころか焼身行為を扇動しているとしてダライ・ラマ法王とチベット人指導者たちを執拗かつ無責任に糾弾している。

チベットの問題の真実を明らかにする目的で外国メディア、外交官、国際的NGOのチベット地域への自由な立ち入りを認めるよう、われわれは中国に要請した。同時にわれわれは、CTAが焼身行為に果たしているとされる役割の調査のため、その本部のあるインドのダラムサラを訪問するよう中国側に再三、要請した。CTAは中国側に完全協力し、CTAの事務所内に無制限の立ち入り許可を与えることを約束した。

こうしたことに鑑み、CTAは各国政府と国連をはじめとする国際機関に対し、チベット人の不満の根本原因の解決を図ることによって悪化の一途を辿るチベット情勢に歯止めをかけるよう、その職員を動員して中国に活発にはたらきかけることを要請する。世界の指導者たちが取るべき具体的な方策は、国連難民高等弁護官事務所(UNHCR)のピレー人権高等弁務官をチベットに派遣し、焼身行為の真の原因を調査させるとともに、チベット危機を討議し、その解決を図るための会議を開催することである。それは民主主義と非暴力を信奉して努力を続けるチベット人に対する励ましとなるだけでなく、中国の近代化に向けた触媒としても役立つことになろう。

在インド・中央チベット政権主席(シキョン)
ロブサン・センゲ博士

(翻訳:吉田 明子)

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