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国際社会への非暴力抵抗運動に対する支援の訴え:ロブサン・センゲ主席

ニューデリー: 2月2日(土)、チベット亡命政府主席(カロン・トリパ)のロブサン・センゲ氏は、 国際社会に対し、非暴力抵抗へのより強力な支援を訴えた。センゲ主席は、近年の西アジアにおける武装化暴動の取り上げ方が、他の、圧政と戦う同じように虐げられた人々の集団に誤った考えをもたらす可能性があると述べた。

「非暴力が正しいことであれば、私たちは国際社会の支援をうけるべきです。しかし実際には、近頃新聞やテレビで目にする、たとえばシリア民主主義を唱える『自由シリア軍』のような人々が注目されています。メディアは彼らを自由のために戦う戦士、英雄として扱っており、彼らはあらゆる支援を受けている。チベット人は、何十年もの間、民主的かつ非暴力を貫いていますが、なぜ同様の支援や関心を受けることができないのでしょうか。これにより国際社会は試されています。私たちが支援を受けられるかどうかはあまり重要ではありません。なぜなら、私たちは民主主義と非暴力の立場を貫くからです。しかし、世界中の他の虐げられた人々の集団や難民コミュニティーに影響を与えられたら…」とセンゲ主席は述べている。

チベット亡命政府主席は、外務特派員のインド協会における初の年次講演会で演説を行っている。これは、最近首都のニューデリーで4日間に渡って開催されたチベットの「大規模集会」の結論の公示である。

センゲ主席は、2011年4月にチベットの首席大臣(カロン・トリパ)に選出された。ダライ・ラマ法王がチベット解放運動における正式な政治的役割を放棄し、純粋な精神的指導者としての立場に専念するとした年のことである。

「チベットの将来」について、センゲ主席は、チベットはインドの政教分離主義をモデルとして宗教とは関係のない国家となるであろうと述べている。

「チベットの社会には、イスラム教徒もキリスト教徒も存在します。現在、政府はすべての宗教、そして無宗教の代表となっています」と、ダージリンで生まれ育った主席は述べている。

インド民主主義とチベット亡命政府のモデルとなった政体を信頼するセンゲ主席は、総選挙が間近に迫るインドに対し、「師」に対する良き「弟子」として、いくつかのアドバイスも行なっている。

主席は、2011年の選挙直前のことを思い返して、自分の対立候補者と共にダラムサラからデリーまでの道のりをタクシーに同乗し、ホテルでは同室に宿泊し、政治討論に参加して、その後共に食事をとって、政治運動の情報交換まで行ったと述べている。「私たちは今も友人で、メールも交換しています。インド民主主義の良き弟子として、ぜひ師にいくつかアドバイスをしたい。誰が選挙に勝っても、立候補者同士、友人であり続けて欲しい」とセンゲ主席は述べた。

(翻訳:misaki.f)

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