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チベット中央政府、他チベット地区に広がる焼身事件続発に深刻な憂慮

(2012年5月28日 CTA

プレス発表
2012年5月28日、ダラムサラ

インド・ダラムサラに拠点を構えるチベット中央政権は、5月27日日曜日にラサでおきたチベット人2名の焼身抗議を含む、チベット最新事情について、憂慮を表明した。これらの事件は、チベットの首都で起こるものとしては初めてである。2名の焼身者は、各々チベット東北部のナガバ地区とラブラン地区出身のダルギェとドルジ・ツェテンであると確認された。ドルジは死亡し、ダルギェは負傷しながらも生存しているという。

当該2名のチベット人男性は、バルコー広場にあるジョカン寺院の前で自らに火を放ったとされる。この広場は、ラサに現存する数少ないチベット地区である。中国治安部隊は、数部隊で現場に到着し、事件の一切の痕跡を速やかに消去したといわれている。

ラサでの状況は、未だ多数の警察部隊と準軍事部隊の配置を伴う緊迫したものである。この直近の2件の事件に伴い、37人のチベット人が、チベット内において焼身した。そのすべての者が異口同音でチベットの自由化とダライラマ法王の帰郷を要求していた。

「中国政府が焼身事件続発をいかに国際社会に説明しようとしたとて、チベット地区、特に焼身事件発生場所への立ち入りが、マスコミや国連などの国際組織の代表といった中立者に対しても禁じられている限り、かような説明は深い懐疑に晒されるだろう」チベット中央政府情報国際関係局のカロン・ディキ・チョヤン氏はいう。

数日前の5月24日、米国政府は、チベット人権問題についての2011年次報告を発表した。報告は、チベット人を焼身に追いやる中国政府の政策を詳細に記載している。報告は以下のように述べる。「愛国教育・法教育推進運動を通じたダライラマ批判の強要、治安部隊による寺院占拠といった抑圧的政策により、チベット民族は抵抗を行動で表すに至った。チベット人は、この状況をチベット固有の宗教的・言語的・文化的アイデンティティの基礎への脅威と見た。これらの抵抗運動により、中華人民共和国当局の治安維持への取組が強められ、チベット人が連続焼身といったますます悲劇的な行動に至るような弾圧が繰り返されるのである。」

カロン・ディキ・チョヤン氏は言う。「 報告は、チベットの厳しい現状につながる環境を詳しく描写している。この情報は、チベットから密かに持ち出されたビデオ映像によって、さらに裏付けられている。 ビデオにより、中国警察が寺院の使用中の区域を夜襲し、僧侶がダライラマ法王の写真の所持の咎で逮捕され、州治安部隊がラサのドレプン寺院を封鎖しているのがわかる。映像は2008年にさかのぼるものだが、今日においても現状を反映するものである。チベット高原を横断して行われ続ける、チベット人を焼身に至らせるような抑圧的政策を映し出しているためである。」

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