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フランク・ウルフ下院議員による声明

(2012年2月8日)

本日私は、ここワシントンD.C.そして世界各地の都市に集った全てのチベットの仲間と団結し、悪化するチベットの危機的状況を証言し、そこで苦しむチベットの人々とその苦しみを分かち合おうと思います。

こうして中国大使館前で祈願のための集会に参加された皆さん、あなた方の行動は正義にかなったものです。人権を脅かす危機の原因は中国政府の残忍で抑圧的な政策にあるのですから。

この一年に起きた僧や尼僧を含むチベット人の一連の焼身抗議に自由世界は大きなショックを受けています。中国政府によるチベット人の迫害に絶望し、平和を愛するチベット人が自らに火を放っているのです。

私はかつてチベットを訪れました。ダプチ刑務所に投獄された僧や尼僧にも会いました。怯えきったチベット人たちが、携帯を禁じられているダライ・ラマ法王の肖像を恐る恐る見せてくれるのを目の当たりにしました。最近また犠牲者が出ているのは悲しいことではありますが、そのようなことが起きても不思議はないのです。チベットの人々は彼らがおかれた苦境を世界に告発し、彼らのために行動を起こしてくれるよう必死に訴えているのです。

この数ヶ月、西側の記者らがチベット訪問を試みましたが公安に阻止されました。ある情報によると、平和的抗議運動をする人々に警察が発砲し11人もの罪のないチベット人が命を落としたそうです。該当地域には武装警察が投入されています。インターネットも遮断されました。ウォール・ストリート・ジャーナルによると『役人が弱腰にならぬよう、チベットの当局紙が指導者らに対して「治安を維持できないものは職を失う」と脅している。「感謝(感恩)教育」キャンペーンでチベット人は中国人指導者らの肖像を家に掲げることを命じられている』とあります。

対チベット政策の成否が今問われています。中国政府もそれを承知でチベット内部の規制を強化しているのです。私はゲイリー・ロック在中米国大使に、中国政府のチベットに対する抑圧政策について中共高官が関心をもつよう働きかけ、アメリカ合衆国には友がいるのだという
ことを公に明言し、それをチベットの人々に伝えるよう強く要請しました。
来週の習近平中国国家副主席訪問を控えるオバマ大統領にも、チベットの現状とチベット人の日々の生活を直に脅かしている中国政府の抑圧政策に強い懸念を抱いていることを公的に表明するよう求めます。さらに、次の在中領事館開館場所としてラサを推すよう強く要請します。

憲法記念日の演説で、元米国大統領ロナルド・レーガン氏が基本的な自由を高らかに歌った米国の基盤であるこの法典を、「私たちだけのための誓約ではない。全人類のためのものだ」と表現したのは有名です。もし私たちがこの非常事態にただ手を拱いているとしたら、私たちはチベットの人々に対しこの誓約を破ることになるかもしれないのです。

(翻訳:中村高子)

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