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チベットが燃えている——3日で3人の焼身自殺者

(2012年1月9日 Phayul.com)

1月9日 ダラムサラにて:東チベットで二人のチベット人が身に火を放った翌日の1月8日日曜日、転生ラマであるもう一人のチベット人が焼身自殺を行った。

亡命チベット筋によれば、人々の尊敬を集めていた東チベットのゴロク出身の四十代の高僧、ソナム・ワンギャル(ソパ)は、灯油を飲み、全身に掛けた後、自らに火を放ち、即死した。

チベット本土筋からの情報に基づくRFA(ラジオ・フリー・アジア)の報道によれば、ソパは青海省ゴロク・チベット族自治州のダルラック県(中国語で?日?)の警察署の前で、チベットの自由とチベットの精神的指導者ダライ・ラマの長寿を祈るスローガンを叫んで焼身自殺した。ソパの要求は、2011年3月以降本土で焼身自殺した15人のチベット人に共通している。

RFAがチベット本土筋の話として伝えるところでは、自らに火を放つ直前にソナム・ワンギャルが配った小冊子には、自らの「個人的な栄光」のためではなく、チベットとチベット人の幸福のために焔に晒して身を犠牲にする、と書き残されているという。

「チベット人は決意を失ってはいけない。幸福の日は必ず訪れる。ダライ・ラマ法王に長生きしていただくために、チベット人は自らの歩むべき道を失ってはならない」。ソナム・ワンギャルは最期にそう述べたという。

中国公安局の警官が燃えた死体を押収したのに対し、数百人のチベット人がソナム・ワンギャルの遺体の返還を求めて行進した模様である。

ダラムサラにあるチベット亡命政権によれば、約2000人の現地チベット人がロウソクを手に徹夜の祈りを捧げ、現地の公安当局に遺体の返還を求めた。

「現地の公安当局は緊張の高まりを避けるため、遺体の返還に合意した」と、チベット亡命政権のレポートは述べた。

RFAは、「ソパが在籍していたた僧院で行われる追悼式に数千人のチベット人が参加するとの見通しから」、中国の公安当局はダルラック県に大規模な警官の人員配置を行っていると報じた。

「中国当局はダルラック県の治安を強化し、ゴロク州の都市部から治安部隊を移動させている。ダルラック県では、ソパの行為を賞賛するポスターが張られ、中国製品ボイコットの動きがある」と、RFAは報じている。

第32回カーラチャクラ法要が行われているブッダガヤでは、そこで10日間続く法話を聞くために集まったチベット本土からの巡礼者とアムド・ゴロク地方出身の亡命者らは、その晩、キャンドル集会を催し、チベット本土の人々の苦難、とりわけ、ソナム・ワンギャルの遺族に支援と連帯の意を表した。

(翻訳:吉田明子)

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