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センゲ主席大臣、EU外交委員会の特別会議で発言

(2011年12月1日 ブリュッセル)

11月29日、欧州連合議会外交委員会の特別会議において、マケドニア共和国の外務大臣に続いてロブサン・センゲ主席大臣は発言を求められた。

センゲ主席大臣は、 チベット人の自由に向けた非暴力闘争に対し、欧州議会が一貫して支持を表明していることに感謝を表明し、チベット問題の解決を目指したダライ・ラマ法王の中道アプローチに対し、センゲ主席大臣自身もコミットしているということを改めて強調した。

また、センゲ主席大臣は、最近のチベット人社会における焼身自殺の流行やチベット中央政権で行われた民主的な権限委譲についても語った。

主席大臣は、欧州議会のような国際機関が非暴力と民主主義を信奉する人々を支援することを通じ、独裁体制の国々に正しいメッセージを送ることの重要性を強調した。

主席大臣は、また、緑の党の党首で、欧州議会議員でもあるダニエル・コーン・ベンディット氏、および、欧州議会議長の官房長とも相次いで会見を行った。

同日これより早い時間には、センゲ主席大臣は、欧州議会内に設置されたチベットの真の自治についてのインターグループ会議に基調演説者として出席した。会議の主催者は、欧州議会における、超党派によるチベット ・インターグループの会長を務めるトーマス・マン欧州議員だった。会議のパネリストは、欧州議員、中国学者、および自治専門家によって構成されていた。これに、欧州連合各機関、各国議会、大使館、NGOなどの関係者、およびジャーナリスト、個人などの300人以上が参加した。

チベット・インターグループ会長のトーマス・マン欧州議会議員は、冒頭演説で次のように述べた。「チベットの状況が悪化していることを認識しなければなりません。2011年4月、中国人民解放軍は、キルティ僧院を包囲しました。その結果、多くの僧侶が焼身自殺を企てました。こうした過激な形態の抵抗は、彼らが絶望と自暴自棄に陥っていることを示しています。

欧州議会のチベット・インターグループは、欧州委員会に介入を要求しました。アシュトンはこれに対し、欧州連合は、僧侶に対する拘置、拷問、およびその死についての報告に危機感を持っている、と回答しました」。

欧州議会の副議長で人権委員会のメンバーでもあるラズロ・トクレス欧州議会議員は、演説で次のように強調した——「欧州連合と中国のあいだの人権をめぐる対話は期待された結果を出すことに失敗しており、ただちにその見直しが行われるべきだ。中国における人権状況は悪化しており、社会の締め付けが強まっている。その結果、チベットでは僧侶や尼僧による焼身自殺という悲劇的な事件が起きた。ヨーロッパはこれに適切かつ有効に対応し、国際的義務を果たすよう政府に呼びかけ、中国に対しては、市民的及び政治的権利に関する国際規約に批准するよう要求するべきである」。

3日間のブリュッセル訪問を終えた主席大臣は、11月30日水曜日、ユーロスターに乗りロンドンに向かった。

(翻訳:吉田明子)

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