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ダライ・ラマ法王、若い世代に対し更なる平和な21世紀の構築を訴える

(2011年8月23日 ドイツ・ウィスバーデン)

23日朝、ダライ・ラマ法王は、ヘッセン州首相フォルカー・ブッフィェー氏と州議会議長ノルベルト・カルトマン氏にフランクフルト空港で迎えられた。

今回のヘッセン州訪問は、今年初め、州首相及び州議会議長により招待が行われたものである。

公式昼食会が行われたフランクフルト近郊ゼーリンゲンシュタットでは、炎天下のなか600人以上のドイツ人がダライ・ラマ法王の到着を熱狂的に待っていた。

ダライ・ラマ法王とフォルカー首相は、有名なゼーリンゲンシュタット僧院庭園を散歩した後、マスコミ関係者へ向けて演説を行った。

「私はヘッセン政府の招待を受けドイツに来ました。ここに来る事ができ本当にとても幸せです」と法王は語った。

またフォルカー首相は「私達は、ダライ・ラマ法王がヘッセンに再び訪問下さったことに、大きな幸せと光栄と誇りを感じています」と述べ「法王は行く先々の人々の心を動かします。宗教の自由とチベットの自治に対し非暴力で臨む事を提唱する法王は、我々の模範です。私達は、法王のチベット問題解決に向けた努力が報われる事を願っています」と語った。

その後、法王は数百人の群集に向かって歩みより、彼らにまなざしを向ける事で喜びと感謝の気持ちを表した。

法王は「私はいつも”チベット問題解決支援は正義の支援”と言っている」と述べた。

公式昼食会には閣僚、議会議長、各政党リーダー達が出席した。


午後、フランクフルトのゲーテ大学に到着したダライ・ラマ法王は、学生と職員に向けて「リーダーシップと価値観についての講演をおこなった。

大学副校長は歓迎挨拶にて「ダライ・ラマ法王のような素晴らしい方をお招きできる事は滅多にありません。今日あなたがここにいらっしゃる事を私達は非常に光栄に思います。あたなは多くの人の手本です」と述べた。

ダライ・ラマ法王は、聴講者に対し「兄弟よ、姉妹よ」と呼びかけ、スピーチを始めた。

「私は人々と会い話す時”兄弟よ、姉妹よ”と呼びかけてから話し始めます。なぜなら、精神的にも肉体的にも感情的にも、我々は同じ人類だからです」と述べた。

法王は普遍的世俗主義に基づく道徳的民俗学の重要性を強調した。彼は現在の教育システムに、カリキュラムとして道徳的民族学を取り入れるべき、と語った。

法王は「我々は、宗教ではなく世俗主義に基づいた道徳的民俗学を推進する方法を見つけなければならない」と述べ「世俗主義は宗教を軽視しているという意味ではない、むしろ宗教を尊重している」と付け加えた。

また民主化について「世界は王や宗教リーダーではなく、人々 − 人間の所有物である」と述べた。

法王は「 20世紀は血が流された世紀であった。2億人もの命が暴力によって奪われた。我々は今世紀を平和な世紀として築き上げなければならない」「平和な世界とは問題がない世界という意味ではない。我々は非暴力にてこれらの問題を解決する方法を見つけなればならない。21世紀は対話の世紀となるべきだ。成功のための対話のため、我々は他を重んじ彼らの利益を考えなければならない。この方法で我々は意味のある対話を行う事ができる」と語った。

法王はスピーチの最後に、若い世代や学生達に向かい、今世紀をどのようにしたいかもっと真剣に考えるよう呼びかけた。

(翻訳:Hiromi Fujita)

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