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チベット東部カンゼ(甘孜)ニャツォ僧院のチベット人僧侶焼身自殺

(2011年8月15日 ダラムサラ)

チベット東部、カム・カンゼ(甘孜)にあるニャツォ僧院(Nyatso)のチベット人僧侶、ツェワン・ノルブ(29)が、中国のチベット統治に抗議し焼身自殺した。

チベット現地時間で午後12時半ごろ、ツェワン・ノルブはカンゼ(甘孜)のタウ(道孚)中心にあるチュメ橋で、チベットの自由とダライ・ラマ法王のチベット帰還を求めるスローガンを掲げ始め、およそ10分後、ガソリンを飲み、体にガソリンをあび焼身自殺を図った。

受賞歴もあり、北京で活動するチベット人詩人でブロガーのツェリン・ウセル氏は、「ツェワンはフリーチベットのビラをまきスローガンを叫び、チベットの自由とダライ・ラマ法王の帰還を要求した」とツイッターに投稿した。

「10分後、彼は北京へと続く国道の上で自らを犠牲にして亡くなった。ノルブの僧院の僧侶たちは遺体を引き取り葬儀の準備をしているが、中国の兵士たちは僧侶たちから無理やり遺体を取り上げようとさえした」

亡命中の消息筋は、ツェワン・ノルブが宗教の自由への締めつけや、チベット、特にカム・カンゼ(甘孜)、タウ(道孚)の政治的教化の高まりに対して極端な措置をとったとしている。

先月には、ガンデン・ジャンチュップ・チョリンの尼僧率いるタウ(道孚)のチベット人が政府の締めつけに反対し、ダライ・ラマ法王の76歳の誕生日を祝った。

以来、この地域の僧院や尼僧院には中国当局が目を光らせ、規制が厳しくなってきている。

南インド、ガンデン僧院の僧侶でタウ出身のチメ・テンジンは、「法王の生誕記念以来、中国当局は、ニャツォ僧院やタウの尼僧院の水や電気を止めてしまった」とパユルに語った。

「あの事件後、中国は地域の警備を強化するとともに僧院を封鎖したため、僧侶たちは大きな危険にさらされている」とチメはいう。

ロンドンで活動するフリーチベットは、中国当局が情報流出をくいとめるためにすぐさま厳しい措置を取ったと声明の中で報告した。

「ニュースがチベット内外に広がらないように、ここ数時間は電話線が切られ、インターネットカフェも閉店している」

チベット内におけるチベット人の自由を継続的に支援し、ツェワン・ノルブに敬意を払うために、ダラムサラのチベット人たちが中央本堂でロウソクを灯しながらの徹夜の祈りを捧げた。開催には、ダラムサラ地域チベット人青年会議、グチュスムの会(チベット良心の囚人の会)、チベット女性協会、スチューデント・フォー・フリー・チベット・インディアも協力した。

(翻訳:パドマサマディ)

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