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チベット亡命政府新主席大臣祝賀会 国内外より支援者が参加

(2011年8月9日 ダラムサラ)

民主選挙によりチベット亡命政権の新主席大臣に選任されたロブサン・センゲ博士の宣誓就任式が8日に行われた。9日、センゲ氏の祝賀会が行われ、地元チベット人、インド関係団体、各国要人が参加した。

日本、台湾、モンゴル、ネパール、欧州の各国議会議員および各国チベット支援団体メンバーが祝賀会に集まった。

出席者達は「チベット国内の状況改善」及び「チベット民族が願う故郷返還の実現」に向け、今後も強く支援し団結し続ける事を誓った。

中国・アメリカでのイニシアティブリーダーであるヤン・ジャンリ博士は「祝賀会に中国人団体代表として出席し、祝辞を述べることは非常に光栄なことだが、同時に申し訳なく思う。自由のために必死に戦い、民主化を進め、世界中から尊敬されているセンゲ博士と同じ場所に立っている事は非常に光栄なこと。しかし、あなたを苦しめているものが中華民族の政府圧力であり、私自身がその中華民族であるからだ」と述べた。

ヤン博士はまた「この類まれなるリーダーシップを見出したダライ・ラマ法王へ祝福をあげたい。彼の賢明さ・先見の明・決定力に感謝を述べたい。そして亡命チベット民族達が、それぞれに、一歩一歩、真の民主化に向かい歩んでいる事にも感謝をする」と述べた。

「チベット人民達の民主主義にむけた努力、自由への闘争、またダライ・ラマ法王の示す『中道のアプローチ』は、チベットの歴史だけでなく、人類の歴史の中でも大きな遺跡である。あなたたちは、多くの人々 —協賛政権下にいる中華民族もふくめ —にとって、希望の光である。今あなた達は、故郷と自由に向かった困難な旅路にいるが、精神指導者ダライ・ラマ法王と政治指導者センゲ博士に導かれることは幸運なことである」とも述べた。

ヤン博士は、チベット問題は、中国・チベット間だけの問題ではなく、また政治的問題だけにもとどまらないことを「全人類にとっての道徳的問題である」と表現した。「中国政府は、ロブサン・センゲ博士との対話を通し、チベット問題と向かいあっていくしかない」とした。

「チベット人と中国人の自由・正義・真実の夜明けはいつか訪れる。我々が共に手を組み、歩み続けた時こそが、夜明けの時である」とも述べた。

欧州議会議員で、欧州緑グループ・欧州自由連盟の副代表でもあるエバ・リッチェンバーグ氏は「チベットとチベット人民の問題は、欧州議会においても主要問題である」と語った。

「我々は、チベット人の社会的・経済的・政治的権利が大幅に改善しなければいけない状況にある事を懸念している。今後もこの改善に向けた努力を続けていく」と述べた。
エバ氏はさらに、欧州議会が「チベットの宗教的自由」及び「中国行政下における真の自治の実現にむけた見通し」に関する公聴会を実施した事を説明し、チベット国内在住のチベット人の状況は、国際団体が中国政府に働きかけ続ければ必ず改善されるだろう、と述べた。

イタリア議会議員であり、国際議会ネットワーク副議長であるマテオ・マカチ氏は、世界中の民主化へのたゆまぬ努力と進歩について語り、チュニジア、リビア、エジプトでの暴動についてほのめかした。

マテオ氏は、チベット政府の「非暴力での対話」の姿勢と、「慈悲の心」「愛」「協力」を重んじるチベット伝統文化を称えた。

「中国は力を持っているが不安定である」とし、脅威の上に成っている社会は永く続かない、と述べた。

マテオ氏は、今日のこの日を「歴史的に重大であり、世界中の模範となる日」とし、いつの日か訪れる「フリーチベット、フリーチャイナ」への希望を強調した。

インドにてチベット問題に取り組む中心的団体の国家議長であるN.Kトリカ博士は、チベット人への支援と、彼らの新たな民主化への取組事例に関して強く語った。トリカ博士は、現在チベット人及びチベット人の文化に起こっている事は「すべてのインド人にとって許しがたいこと」とし、チベット人への「名誉と尊厳」の返還を要求した。

「我々インド人は、インド人として出来る事全てを行う」と新首相に向け述べ「チベットは、我々インドの心と精神の中に常にいる」と語った。

モンゴルの団体メンバーであるバトラガル・バトバヤ氏は、新首相就任とチベット人民の民主化への功績を祝福した。バトラガル氏は「長きにわたりチベット人と精神的なつながりを持ち、一時は国を共有したモンゴル人達は、ダライ・ラマを深く崇拝している」と述べた。

チベット人協会、非政府組織、福祉協会の代表達は、カター(スカーフ:カターを渡す事で敬意をあらわす)と花束を新指導者ロブサン・センゲ博士へ渡し、歓迎の意をあらわした。

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(翻訳:Hiromi Fujita)

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